さよならだけどさよならじゃない―

東京都庭園美術館は、11月1日より、
リニューアルオープンに向けて、全面休館期間に入ります。
その期間は、約3年。
3年とは、長い。。。
中1の子が、高1になってしまう長さです。
「これは、休館してしまう前に、見納めしておかねば!」
というわけで、東京都庭園美術館の “アール・デコの館” に行ってきました。
休館前のラストランとなる美術展は、
これまでにも何度が開催されてきた、建物そのものを美術品として楽しむ展覧会。
(過去の模様は、こちらとこちら)
今回も、館内で写真撮影は可能です。
見納めしつつ、撮り納めしつつ。


しばらく休館するからでしょうか、
今回の建物公開は、いつもよりも露出が高くなっていました (←?)
“えっ、ここまで見せちゃうの?!”
大胆になった東京都庭園美術館に、ドキドキです (←???)
例えば、これまでベールに包まれていた…というより、カーテンに覆われていた中庭も公開。


そして、金庫も公開!
いかにも、ルパンに狙われそうな姿かたちをした金庫です (笑)

さてさて、今回、見納めだとばかりに、
隅から隅まで、東京都庭園美術館の内装を堪能して、一つ気が付いてしまったことが。。。
“この建物って、実は、チャラくね?”
「東京都庭園美術館=元朝香宮邸 ⇒ ゆえに ⇒ お上品な建物」
という印象が、今まで、何となくありましたが、
そういう固定観念を拭って、純粋な気持ちで、この建物を観てみると、わりとチャラチャラしていることに気が付きます。
まぁ、そもそも、アール・デコの “デコ” が、デコレーション、つまり、装飾のこと。
デコ電やデコ爪の “デコ” と、意味は一緒なのです。
チャラいのも納得です (笑)
ではでは、東京都庭園美術館のチャラポイントを、紹介していきまショータイム!
「壁、すごうぃーね!」

「照明、多うぃーね!」

「手すり、無駄にデカうぃーね!」

・・・これ以上、続けると、キャラが崩壊しそうなので、この辺で (笑)
ともあれ、隅々まで、目を凝らすと、単なるお上品なだけの建物でないのが、よくわかります。
バルコニーも、なぜか二重ですし。
(あの隙間は、何?!)

こんなに楽しい建物だったのかと、気づいた時には、もう休館。
なんだか、切ないです。。。


3年後のリニューアルオープン。あげぽよ~ (←キャラ崩壊)


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