金沢アートグミ1周年記念企画 村山留里子個展 「作品と場」インタビュー
金沢アートグミ1周年記念企画 村山留里子個展
「作品と場」開催に際し、作家へのインタビューを行いました。

「作品と場」会場風景
――そもそも作家になったきっかけは?
私は美術大学に通っていたわけではなく、昔は映画や演劇の手伝いなどをしていました。
「なにかやりたい!」という気持ちと、周りの人たちの後押しを支えに『作る』ことを
続けていたら、アート関係者の目にとまって、そこからは不思議にとんとんと進んでいきました。
必要な時期に必要な人に出会い、鍛えられ、チャンスを与えられてきたという思いがあります。
「どんなコンセプトがあろうと、誰に何を言われようと、余計なことはやらない。作品を観ればわかる。」
そういう所まで一切の妥協なく作品を作り込み、自分の作品に
決して甘えを許さないストイックな姿勢は、いろいろな世界の確かな審美眼を持った人たちに
叩き込まれました。
また、そういう時期に精神性と身体性の両面で、自分を導いてくれる重要な人と
出会えたというのも不思議な幸運ですね。
――様々な人と出会い、その縁で作家になっていったんですね。
そうですね。
制作スタイルも、人とのつながりを大事にしています。
勿論いろいろな作家がいてその制作スタイルは様々ですが、
私は作品のパーツ、例えばリボン、レースといったものを秋田に住む職人に制作して頂いています。
それも知り合いからの紹介で、つながりを持っていった方々です。

新作「ペティコート」近影
――「個人を相手にしたつながり」を受け入れられるからこそ、
金沢市民から作品材料となる雑貨を集めた「奇麗ないらないもの集め」の
ようなイベントを実現できるんですね。
対個人は色々と大変な部分もありますが、自分はそのほうがしっくりくるので。
今回は金沢の人たちからいただいた材料を一部用い、新作「ペティコート」を完成させました。
以前「愛のドレス」という作品を制作した際にも秋田の方々から服飾小物を集めて作品にしたことがあります。
ただ、ご提供頂いた材料の中から取捨選択して作品化しているので、作品によって
地域差が出るといったことはとくにないですね。
作品単体というよりは、それが置かれた場の空気を一緒に感じてほしいです。
――場の空気、という言葉が出ましたが、
「作品と場」というタイトルへの思いとはどういったものでしょうか?
「マント」は東京、秋田、今回金沢と展示され、その空間によって異なった表情をみせています。
作品は場によって変化しますが、常に独特の緊張感、空気感を作りだしたいという思いがあります。
その思いを込めて、「作品と場」と名付けました。
――新作「ペティコート」にまつわるエピソードを教えてください。
制作には2ヶ月半かけて、すべて一人で裁縫しました。
不思議と普段のペース以上にとても集中して制作することが出来ました。
これは秋田の方から、これは金沢の方から、といった風にひとつひとつの
ボタン、コサージュ、ビーズやレースをきちんと記憶していますね。
後はもう、作品と場を見て、個々人が自由に感じ取ってほしいです。
村山 留里子(現代美術作家/山本現代所属)
秋田生まれ秋田在住。自らが染め上げた生地を細かく縫い合わせた布作品やビーズ、造花、アクセサリーなどを即興的に組み合わせた立体作品を発表。コム・デ・ギャルソンやプラダとコラボレーションし、ファッション界でも一躍話題になる。森美術館(東京)、ボローニャ現代美術館(イタリア)、金沢21世紀美術館(金沢)、青森県立美術館(青森)、東京都庭園美術館(東京)などで行われた展覧会やプサンビエンナーレ(韓国)に参加するなど、国内外で精力的に活動している。
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金沢アートグミ1周年記念企画
村山留里子個展「作品と場」
http://gallery.artgummi.com/?p=727
2010年4月17日(土)~7月19日(月・祝)
金沢アートグミギャラリー(近江町市場横、北國銀行武蔵ヶ辻支店3階)
入場料 300円
(学生/障害者割引200円、2回目以降無料 ※但しチケットの半券が必要)
10:00~18:00 水曜定休(祝日の場合翌日)
主催:NPO法人 金沢アートグミ 共催:金沢ファッション産業振興機構
協力:㈱アート・コンサルティング・ファーム フォーエバー現代美術館 山本現代
関連イベント
▌アートグミの蚤の市
期間:2月~6月の第4土曜日
開催場所:近江町いちば館ひろば(アートグミギャラリーすぐ下)
▌1周年記念トークイベント「オルタナショック」
4月29日(木・祝)
トーク 15:00~17:00 参加費500円
パーティ 18:00~ 参加費1500円
モデレーター:金沢アートグミ 真鍋淳朗
パネリスト:
黒沢 伸(ミュージアムエデュケーター/金沢湯涌創作の森所長)
村山 留里子(現代美術作家/山本現代所属)
山本 裕子(ギャラリスト/山本現代代表)
山越 敏雄(統括ディレクター/株式会社 山越 + KAI PROJECT)
「作品と場」開催に際し、作家へのインタビューを行いました。

「作品と場」会場風景
――そもそも作家になったきっかけは?
私は美術大学に通っていたわけではなく、昔は映画や演劇の手伝いなどをしていました。
「なにかやりたい!」という気持ちと、周りの人たちの後押しを支えに『作る』ことを
続けていたら、アート関係者の目にとまって、そこからは不思議にとんとんと進んでいきました。
必要な時期に必要な人に出会い、鍛えられ、チャンスを与えられてきたという思いがあります。
「どんなコンセプトがあろうと、誰に何を言われようと、余計なことはやらない。作品を観ればわかる。」
そういう所まで一切の妥協なく作品を作り込み、自分の作品に
決して甘えを許さないストイックな姿勢は、いろいろな世界の確かな審美眼を持った人たちに
叩き込まれました。
また、そういう時期に精神性と身体性の両面で、自分を導いてくれる重要な人と
出会えたというのも不思議な幸運ですね。
――様々な人と出会い、その縁で作家になっていったんですね。
そうですね。
制作スタイルも、人とのつながりを大事にしています。
勿論いろいろな作家がいてその制作スタイルは様々ですが、
私は作品のパーツ、例えばリボン、レースといったものを秋田に住む職人に制作して頂いています。
それも知り合いからの紹介で、つながりを持っていった方々です。

新作「ペティコート」近影
――「個人を相手にしたつながり」を受け入れられるからこそ、
金沢市民から作品材料となる雑貨を集めた「奇麗ないらないもの集め」の
ようなイベントを実現できるんですね。
対個人は色々と大変な部分もありますが、自分はそのほうがしっくりくるので。
今回は金沢の人たちからいただいた材料を一部用い、新作「ペティコート」を完成させました。
以前「愛のドレス」という作品を制作した際にも秋田の方々から服飾小物を集めて作品にしたことがあります。
ただ、ご提供頂いた材料の中から取捨選択して作品化しているので、作品によって
地域差が出るといったことはとくにないですね。
作品単体というよりは、それが置かれた場の空気を一緒に感じてほしいです。
――場の空気、という言葉が出ましたが、
「作品と場」というタイトルへの思いとはどういったものでしょうか?
「マント」は東京、秋田、今回金沢と展示され、その空間によって異なった表情をみせています。
作品は場によって変化しますが、常に独特の緊張感、空気感を作りだしたいという思いがあります。
その思いを込めて、「作品と場」と名付けました。
――新作「ペティコート」にまつわるエピソードを教えてください。
制作には2ヶ月半かけて、すべて一人で裁縫しました。
不思議と普段のペース以上にとても集中して制作することが出来ました。
これは秋田の方から、これは金沢の方から、といった風にひとつひとつの
ボタン、コサージュ、ビーズやレースをきちんと記憶していますね。
後はもう、作品と場を見て、個々人が自由に感じ取ってほしいです。
村山 留里子(現代美術作家/山本現代所属)
秋田生まれ秋田在住。自らが染め上げた生地を細かく縫い合わせた布作品やビーズ、造花、アクセサリーなどを即興的に組み合わせた立体作品を発表。コム・デ・ギャルソンやプラダとコラボレーションし、ファッション界でも一躍話題になる。森美術館(東京)、ボローニャ現代美術館(イタリア)、金沢21世紀美術館(金沢)、青森県立美術館(青森)、東京都庭園美術館(東京)などで行われた展覧会やプサンビエンナーレ(韓国)に参加するなど、国内外で精力的に活動している。
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金沢アートグミ1周年記念企画
村山留里子個展「作品と場」
http://gallery.artgummi.com/?p=727
2010年4月17日(土)~7月19日(月・祝)
金沢アートグミギャラリー(近江町市場横、北國銀行武蔵ヶ辻支店3階)
入場料 300円
(学生/障害者割引200円、2回目以降無料 ※但しチケットの半券が必要)
10:00~18:00 水曜定休(祝日の場合翌日)
主催:NPO法人 金沢アートグミ 共催:金沢ファッション産業振興機構
協力:㈱アート・コンサルティング・ファーム フォーエバー現代美術館 山本現代
関連イベント
▌アートグミの蚤の市
期間:2月~6月の第4土曜日
開催場所:近江町いちば館ひろば(アートグミギャラリーすぐ下)
▌1周年記念トークイベント「オルタナショック」
4月29日(木・祝)
トーク 15:00~17:00 参加費500円
パーティ 18:00~ 参加費1500円
モデレーター:金沢アートグミ 真鍋淳朗
パネリスト:
黒沢 伸(ミュージアムエデュケーター/金沢湯涌創作の森所長)
村山 留里子(現代美術作家/山本現代所属)
山本 裕子(ギャラリスト/山本現代代表)
山越 敏雄(統括ディレクター/株式会社 山越 + KAI PROJECT)