ドラッカーは、
企業の目的は「顧客の創造」だと言いました。
企業の目的が「顧客の創造」であるならば、
企業は必要最小限、
顧客の創造の仕方を知っていなければなりません。
しかし、私達が行うべきことは、顧客の創造ではありません。
なぜなら、顧客の創造というのは、結果だからです。
顧客を作り出すことはできません。
私達にできるのは、
「買いたい」と思っていただくことだけです。
私達は、顧客に対して、お金を出せることはできません。
「買える・買えない」を判断するのは、顧客です。
買うという判断をした人は、結果として顧客となります。
しかし、私達が顧客を作ったのではなくて、
顧客になっていただいたのです。
もちろん、私達からの働きかけはありますが、
最終判断は顧客側にあります。
ですから、私達にできるのは、
買っていただくために働きかけることだけです。
つまり、私達の行うことは、
買っていただくための働きかけをすること、となります。
では、次に考えるのは、
どうすれば「書いたい」と思っていただけるかです。
そこで多くは心理操作的な方法論が入ってくるため、
私がゼロブログとよぶ、
情報量がゼロのブログを作る人が出てきます。
その方が、買いたいと思う人が増えるからです。
しかし、それは一時の顧客創造にすぎません。
ある小説に、多くの人を一時だけだますことも、
少数の人間を長くだまし続けることもできるが、
多くの人を長期的にだまし続けることはできない、という言葉があります。
私たちは、大勢の人々と長期的に付き合っていきます。
その人たちを欺き続けることはできません。
ですから、私達が行うべきは、
しっかりと顧客に価値を提供し、
その価値を伝えるための工夫をすることで、
「買いたい」と思ってもらうことです。
私達が行うことは、
価値が1のものを、10だと主張することではなくて、
価値が10あるものの価値を、10のまま顧客に伝えることです。
そして、それによって「買いたい」と思っていただくことです。
そのための方法がマーケティングです。
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