稼ぐために行政書士を取る人がいます。
それは、目的と手段が間違っています。
行政書士は、稼ぎやすい職種ではありません。
稼ぎたいなら、もっと稼ぎやすい職種はいくらでもあります。
行政書士というのは、稼ぐことをメインにする資格ではありません。
中小企業のコンサルティングの専門家、中小企業診断士でさえ、
稼げていない人はごまんといるのです。
居候制度も基本的にはありませんから、
就職先もありません。
そういう資格です。
行政書士だから稼げるというのは、ありません。
そもそも、稼げるから資格をとるという人は、
行政書士になってほしくありません。
しっかりと稼ぐべきですが、
それがメインで仕事をするべきではありません。
それは、クライアントにとって迷惑です。
私は医療法人の理事もしていた時期があります。
ですから、稼ぐことを主目的で医師になった人を知っています。
こういう人ぐらい、迷惑な人はいません。
最終判断で、クライアントの利益よりも、お金を優先するからです。
私が、あなたに独立してほしいと思うのは、
行政書士というのは、
本当に多くの人の役に立てる資格だからです。
顧客対象が抱える悩みを、ピックアップして、
それらを一気に解決できるサービス・商品を作りましょう。
行政書士なら、そういうサービスを必ず作ることができます。
なんでもできるからこそ、私達行政書士は、
そういう今までになかったサービスを作り出すことができます。
そういうサービスを作り出し、
顧客に提供できるようにしましょう。
そういう行政書士を、目指してください。