【行政書士開業】間違った情報提供をしない。 | 行政書士資格者のための、最小リスク開業術

行政書士資格者のための、最小リスク開業術

現役行政書士で、1年で年収を3000万円アップさせた元医療法人理事が、行政書士資格者に向けて、”顧客が押し寄せてから開業するための方法”を、わかりやすくお伝えするブログです。

 これまでに集客をしたことがない人が、

 

 インターネットで集客を考えるとき、

 

 最初にすることが情報提供です。

 

 自分の学んだ知識を、書き始めます。

 

 

 

 しかし、多くの場合、あまり効果的ではないものになりがちです。

 

 なぜかといえば、目的を考えていないからです。

 

 

 

 なんのために情報提供をしているのか、

 

 それは、購買動機を高めるためです。

 

 あなたの商品・サービスを、顧客に購入したいと、

 

 思っていただくためです。

 

 もっと、ちゃんと言い方をすれば、

 

 あなたの価値を理解していただくためです。

 

 

 

 それなのに、

 

 書類をどうやって作ればよいのかを、

 

 詳しく説明してしまう人がいます。

 

 

 

 これは絶対にしてはいけません。

 

 一つは、あなたに依頼する理由がゼロになってしまうから。

 

 もう1つは、その書類に対してあなたが責任を負えないから、です。

 

 

 

 あなたはその作った書類に対して、

 

 責任を負うことができるのでしょうか。

 

 私達行政書士は、ひな形の怖さをちゃんと理解しています。

 

 ひな形というのは、たたき台に過ぎないことを理解しています。

 

 しかし、一般の方はそうではありません。

 

 

 

 建設業にはモデル契約書式がありますが、

 

 ある顧客は「分量が多いから、その一部だけ使っている」と言っていました。

 

 これが一般の方の感覚です。

 

 

 

 ひな形で満足できなければ、相談があると思うかもしれません。

 

 それは、もちろんあります。

 

 しかし、それは1000人に1人のレベルの話です。

  

 

 

 もしひな形を利用するならば、

 

 ひな形の一部だけを画像で表示するようにして、

 

 全部は見えないようにする。

 

 そして、メルマガ登録者に対して、

 

 特典で差し上げるようにするべきです。

 

 

 

 これは、ビジネスの話ではなくて、

 

 職業倫理の話です。

 

 私達がひな形を無責任に公開するのは、

 

 誰の得にもなりません。

 

 顧客ためだと思うなら、

 

 直接につながることができるようになってから、

 

 つまりは顧客見込みリストに、その人が載ってからです。