これまでに集客をしたことがない人が、
インターネットで集客を考えるとき、
最初にすることが情報提供です。
自分の学んだ知識を、書き始めます。
しかし、多くの場合、あまり効果的ではないものになりがちです。
なぜかといえば、目的を考えていないからです。
なんのために情報提供をしているのか、
それは、購買動機を高めるためです。
あなたの商品・サービスを、顧客に購入したいと、
思っていただくためです。
もっと、ちゃんと言い方をすれば、
あなたの価値を理解していただくためです。
それなのに、
書類をどうやって作ればよいのかを、
詳しく説明してしまう人がいます。
これは絶対にしてはいけません。
一つは、あなたに依頼する理由がゼロになってしまうから。
もう1つは、その書類に対してあなたが責任を負えないから、です。
あなたはその作った書類に対して、
責任を負うことができるのでしょうか。
私達行政書士は、ひな形の怖さをちゃんと理解しています。
ひな形というのは、たたき台に過ぎないことを理解しています。
しかし、一般の方はそうではありません。
建設業にはモデル契約書式がありますが、
ある顧客は「分量が多いから、その一部だけ使っている」と言っていました。
これが一般の方の感覚です。
ひな形で満足できなければ、相談があると思うかもしれません。
それは、もちろんあります。
しかし、それは1000人に1人のレベルの話です。
もしひな形を利用するならば、
ひな形の一部だけを画像で表示するようにして、
全部は見えないようにする。
そして、メルマガ登録者に対して、
特典で差し上げるようにするべきです。
これは、ビジネスの話ではなくて、
職業倫理の話です。
私達がひな形を無責任に公開するのは、
誰の得にもなりません。
顧客ためだと思うなら、
直接につながることができるようになってから、
つまりは顧客見込みリストに、その人が載ってからです。