お正月の時の写真ですが、今年も行ってきました椿山荘。

そしてもれなく恒例になっているこのホテルの目玉企画・東京雲海も見物に。

「日本最大級の霧の庭園演出」という触れ込みのあれです。

 

 

椿山荘というと、以前は夏のホタル見学会が売りだったけど、

昨今ではもっぱらこれ。

一年中雲海の演出をやっています。

コロナの最中でもこの企画で起死回生の一発逆転みたいな状況で

雲海を見るための宿泊が大人気。

考えた人すごいなぁ。

 

 

 

私はこちらが、フォーシーズンズホテルだったときに一度宿泊しているけれど、

あれ、そういえばいつからフォーシーズンズの名前が、椿山荘に戻ったんだっけ?と調べてみることに。

 

年表を見ると、

 

平成4年(1992年)    椿山荘敷地内に、「フォーシーズンズホテル椿山荘 東京」オープン。

平成25年(2013年)
60年余り日本のおもてなしの伝統を紡いできた「椿山荘」と、20年に渡り世界基準でのおもてなしをご提供してきた「フォーシーズンズホテル椿山荘 東京」が統合し、
「ホテル椿山荘東京」としてリブランドオープン

とあります。

2013年にはフォーシーズンの名前が消えていたんですね。

 

その前回フォーシーズンズに泊まった時は、出る直前にあれこれ野暮用が生じてしまい、

折角のホテルステイなのに到着が遅くなって日は暮れて。

しかもその時代はこんな東京雲海企画もなく、食事の前後はだらだらテレビを見て過ごした

だけ、みたいな何の変哲もないステイでした。

 

ただ、部屋は広くて快適だったな。

 

その椿山荘のHPにある年表、南北朝時代(1336〜1392年)から始まっていて笑えます。

当時つばきやまと呼ばれていた、というこの土地の概要ですが。

 

そのあと明治時代に山縣有朋が購入した経緯も書かれています。

ブログにも有朋の記念碑がこの地にあることなど以前書きましたっけ。

 

その後の所有者が、有朋の旧宅などそのまま保存しようと尽力したものの、空襲で灰燼と化してしまったと。

なんとも残念なこと。

名庭園もあったそうなのに。

 

ただ、山縣有朋記念館は栃木県にあります。

洋館の建物で、当時としてハイカラだったでしょう。

いつか行ってみたいけれど、公共交通機関では行けないようです。