発起人の顔ぶれが豪華:五木ひろしさん、森繁久彌さん、由紀さおりさん、森昌子さん・・

 

 

元旦に目黒不動尊に行ったのですが、

これまで何度かお参りに来たことがあるというのに、今回初めて気づいたことがあります。

 

それがこれ。

国学者本居宣長の子孫で童謡の父と呼ばれた本居長世の記念碑です。

 

今回、いつもと違う経路でアプローチしたため偶然通りかかったというわけです。

 

 

 

 

 

本居長世は作曲家として今も歌い継がれる童謡を生み出したほか、

後身育成でも知られ、先日訪れた上野の旧東京音楽学校奏楽堂の展示でも

功労者として特記されていました。

お嬢さんが幼少期から歌手として活躍されたことなど、当該展示で初めて知りました。

 

 

不動尊の碑に刻まれている「十五夜お月さん」も氏によって作曲されました。

歌詞の方は、野口雨情です。

 

別途置かれた立て看板には:

この曲は”日本的な旋律に変奏曲的な伴奏を配したもので、

先駆的作品として重んじられた”という説明がなされています。

 

 

『七つの子』、『青い眼の人形』、『赤い靴』なども本居氏の作曲で、

WIKIによると、國學院大學の校歌まで手掛けたそう。

 

 

 

 

 

何気なく碑を眺めていたら、下部にある富士山らしきイラストが目に入りました。

 

碑文を書いた人がちょこっとしゃれっ気を起こして書いたといった風情で、

どことなくお茶目です。

隣には「春彦書」の文字。

どなたかしら?とヒントもとめてきょろきょろしたところー

 

 

 

 

ずらり並んだ実行委員会の名前の2番目に、つまり藤山一郎氏の名の隣に

「金田一春彦」の文字を見つけました。

 

国語辞典で有名な金田一さんが碑文を書かれたのですね。

 

(ちなみに国内線の飛行機で金田一さんの隣の席になったことがあります。

金田一さんの方から、外の景色に関して声をかけられたのですが

それでも「金田一さんですね?」とはついに言えずじまい。

当時は恥じらい多き年ごろだったもので。)

 

 

賛同者の名前をさらに見て音楽界の重鎮・著名人オンパレードということに気づきます。

 

五木ひろしさん、芥川也寸志さん、小鳩くるみさん、高峰三枝子さん、竹下景子さん、

高橋圭三さん、團伊玖磨さん、森昌子さん、森繁久彌さん、山川静夫さん、由紀さおりさん、、、

 

 

 

 

本居長世さんが「十五夜お月さん」を作曲されたころ、

この目黒不動尊そばに在住だったことからこの場所に設置された旨

説明が書かれていました。

 

 

こうしてかつての居住地そばに、後年功績をたたえる活動が沸き起こり、

賛同者が多々集まって、不動尊という神聖な場に記念の碑が置かれ。

 

後世に残る仕事をした人の努力と、そのために立ち上がった人たちの尽力の結晶を

目の当たりにして、どこか心温まる気がしました。

 

・・・とここまではなかなか新年にふさわしい感想かもしれませんが、、

 

年初早々、実行委員会一覧のなかに有名人探しをするミーハーな私がいました。

笑ってやってください・・・。