……。

…………。

「かず…。帰ろ?一緒に」
「…手紙読んだでしょ。潤くんから話も聞いたんでしょ?それなのに迎えに来るって…バカなの?」

事件の事はびっくりした。
でも…そんなの別れる理由になんないと言えば、いやなるでしょ!?汚 されたんだよ、俺は!まーくん以外のヤツに!!って抗議してくる。
それでも!!俺はお前しか好きじゃないし、お前としか幸せになる気もない。そのために離婚だってしてきたと言えば、目を見開いた後、やっぱバカだ…と笑いながら呟いたあと、俯くように下を向いた。

「まーくん…」
「ん?」
「俺…まだまーくんのそばにいていいの?まーくんの隣で笑ってていいの?」
「当たり前じゃん。俺以外のヤツの隣にいるのはダメ。絶対許さない…」

顔を上げて、俺を見るかずの綺麗な茶色い目にいっぱい溜まった涙は、今にも零れ落ちそう。
ゆっくり抱き寄せて、頭を撫でてやれば、肩を震わせて俺にしがみついて泣いていた。