『エックス 僕らの25日』
男1
男2
女1
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1 男2「(これは、友達とクリスマスパーティーをしたときの物語・・・・・・)」
2 女1「メリークリスマース新年おめでとぉ~♪」
3 男1「メリークリスマースそして新年おめでとぉ~♪
今年も新年会とクリスマスが一緒だな・・・」
4 女1「みんなバイトだから仕方ないんだけどね~・・・」
5 男2「クリスマスおめでと~遅れてごめんね」
6 男1「お~やっと来たか~」
7 男2「ごめんごめん、ちょっと人生という道に迷っちゃって・・・」
8 女1「べつにギャグ求めてないから」
9 男2「ごめんなさい」
10 男1「っていうかさ?なんでお前いつも『クリスマスおめでとう』なわけ?」
11 女1「おめでとうって言う人珍しいよね~」
12 男2「そんなに珍しいかなぁ・・・・」
13 男1「まぁ『おめでとう』は無いな・・・・なんで?」
14 男2「え・・・なんでって・・・・まぁ・・・誕生日・・・だからかなぁ・・・」
15 女1「はぁ?・・・・だれの?」
16 男2「え?イエス様の・・・・あれ?俺がキリスト教って知らなかったっけ?」
17 男1「知らないよ・・・・って事はさ?
クリスマスがどうして出来たかとか知ってるの?」
18 男2「・・・・まぁ・・・・地味に知ってる」
19 女1「地味に?」
20 男2「いやさすがに全部は知らねぇよ・・・牧師じゃねぇし・・・・」
21 女1「ふ~ん・・・・・で?どういう経緯で出来たの?」
22 男2「なにが?」
23 女1「いやだから、クリスマスはどうやって出来たの?」
24 男2「まぁ知ってる限り説明すると、王様が居てね、
ナザレって言う町に住民登録に行けって言いだしたのよ」
25 男1「今で言う・・・・現住所を書け・・・・的な?」
26 男2「まぁ他にも書いたらしいけど大体合ってるよ・・・でね?
その時もうすでにイエス様の母親になるマリアさんは妊娠してたわけだ」
27 女1「あぁ~聖母マリアってやつ?
ヨーロッパとかの教会に銅像とかあったりする」
28 男2「そうそのマリアさん」
29 女1「あれ?そう言えばイエスさんのお父さんってだれ?」
30 男2「ヨセフって言う人だよ?なんで?」
31 女1「マリアさんが祭られてるって話は聞いたことあるけど、
ヨセフさんが祭られてるって話は聞かないねぇ・・・・」
32 男1「まぁテレビでも出てくるのはいっつもマリアさんで
ヨセフさんは居ないなぁ・・・」
33 男2「まぁ・・・・そうだねぇ・・・聞かないねぇ・・・」
34 女1「うわぁ~お父さん可愛そう・・・・」
35 男2「まぁ・・・・って、今お父さんが可愛そうかどうかはどうでもいいんだよ
でね?妊娠したマリアさんが住民登録に行こうとして
ベツレヘムの町に着いたのは良いんだけど・・・
町の皆が向かっていたから、もう何処にも宿屋が無くて
泊るところが無かったんだ
そして何件も回ってようやく見つけたのが馬小屋だった・・・
ヨセフは頼み込んで、宿屋の馬小屋に泊めてもらったんだ」
36 男1「旅行に行くときは予約は大事だよね~」
37 女1「だよね~」
38 男2「いやいや、その頃予約のシステムがあったか解らないからね?
話しを続けるけどさ
そこの馬小屋に泊めてもらって無事に赤ちゃんを産んだ訳だ
その子がイエス様だったって訳」
39 男1「ふ~ん・・・でもまぁ・・知り合いが居ない所で産むって言うのも・・・
嬉しいようで・・寂しいような・・・」
40 女1「そうだよね~・・・
赤ちゃんが生まれて祝ってくれる人が親だけだもんねぇ・・・・・」
41 男2「それがね、東の方の博士たちが
星を見ながらイエス様の誕生をお祝いに来たんだってさ
それで博士三人がそれぞれ
『黄金 乳香(にゅうこう) モツヤク』を置いて行ったんだ
それで・・・」
42 女1「ストーーープ!・・・・・まぁ黄金は解るとして・・・・
乳香とモツヤクって・・・なに?」
43 男2「まぁ・・・うまく説明できないけど
当時としては物凄く高いものの詰め合わせだと思えばOK」
44 男1「じゃああれか?今で言うと
ロレックスとブルガリとアルマーニを貰ったみたいなもんか?」
45 男2「なんで全部時計なのか解らないけどまぁニュアンス的には合ってるよ」
46 女1「それで?その博士たちは星を見て来たって言ってたよね?」
47 男2「まぁ・・・そうだよ?」
48 女1「夜しか移動できないじゃん、昼間は星なんて無いし・・・・」
49 男2「そこまで知らないよ・・・・」
50 男1「間違いなく昼夜逆転するわな・・・・」
51 女1「昼夜逆転したら赤ちゃんと合ったときにはもう
ヘロヘロになってるんじゃ・・」
52 男2「いやだから知らないから・・・
きっと移動している間に足腰鍛えられて
ムキムキになったんじゃないの?」
53 男1「マッチョの博士って嫌だわ~」
54 男2「俺だって嫌だよ・・・」
55 女1「で?その博士の話ってそれだけ?」
56 男2「いや・・・その博士たちがそのナザレにいる王様の所に行って
イエス様が生まれた事を言ったのね
そしたら王は、
予言されていた救い主が生まれたのを恐れて殺そうとしたんだ・・・
そして、会ったらその場所を教えるように博士たちに言ったんだ
だけど博士たちは赤ちゃんの事を王に話さなかった
イエス様に会った後
博士たちはそのまま帰って行ったんだ・・・」
57 男1「ふ~ん・・・・・あれ?なぁ、その~・・
イエスさま?ってのは神様なんだよな?」
58 男2「そうだよ~、イエス様は神様人間ヴァージョンです」
59 男1「なんで人間になったんだ?上から見てればよかっただろ?」
60 男2「イエス様が生まれるずっと前に
予言の書で生まれる予言がされていたっていうのと
皆が天国に行くために必要だったって言う事かな」
61 男2「まぁ確かに予言されてて
結局生まれませんでしたってなったらなぁ・・・・・・」
62 女1「ねぇねぇ、皆が天国に行くのになんで生まれてくる必要があったわけ?」
63 男2「イエス様が十字架にかかることで
僕たちは天国に行けるようになったんだ。
十字架にかかるために生まれてきたと言っても過言じゃないんだよ
だからイエス様が生まれたクリスマスがお祝いの日なわけ、もっとも、
クリスマスが誕生日かどうかは、学説的にあいまいなんだけどね」
64 女1「そんなに大事な人が生まれたのに
博士三人しか来ないとか可愛そうじゃない?
旅館の主人も祝ってやればよかったのに・・・・」
65 男2「まぁ~他にも来たと言えば・・・・羊飼いが来たよ」
66 男1「羊美味しいもんね」
67 男2「そうなの?」
68 男1「めっちゃおいしいぞ?こんど食べにいくか?」
69 女1「羊の味なんてどうでもいいのよ、
今問題なのは『何で羊飼いが生まれる事を知ってたか』
でしょ?」
70 男2「なんか天使がたくさん羊飼いの所に来て
『イエス様が生まれた~』って言ったらしいよ」
71 女1「天使!?」
72 男1「背中に羽ついてた?裸だった?子供みたいな姿だった?」
73 男2「知らねぇよ!!!
お前が想像してるのってフランダースの犬の天使だろ!!
ってわけで・・・羊飼いが天使に教えてもらって来たわけだ。
羊飼いが来たって言うのは結構重要なんだよ?」
74 女1「え?重要!?」
75 男1「ここテストにでま~す」
76 男2「出るわけねぇだろ・・・・まぁそれは置いといて・・・
当時一番身分が低かった職業の羊飼いが来たって言う事で
神様は人間の身分の違いなんて小さな問題だと言いたいらしいよ・・・」
77 男1「つまり・・・だれでもウェルカムと?」
75 女1「人生と言う道に迷ってるそこのyou!教会来ちゃいなよ!って感じ?」
76 男2「そんなファンキーな神様は
個人的に好感持てるけどなんか嫌だな・・・・
まぁこれが、ざっくりとしたクリスマスとイエス様誕生の説明かな・・・・」
77 男1「まじでザックリしてるな・・・・」
78 女1「ねぇねぇ、サンタクロースってさ?キリスト教と関係あるの?」
79 男2「え?なんで?」
80 女1「だってクリスマスって言ったらサンタクロースのイメージが強いでしょ?
何か関係あるの?」
81 男2「全く関係ない訳では無いよ、
サンタクロースっていうのは実はゲルマン神話に出てくるウォドンが
モデルになっているんだ・・・・
そのウォドンは八本足の馬に乗ってオーディンと言う神に
贈り物を届けに行く役目を持っていたんだけど、
オーディンの家が閉め切っていた時
煙突からプレゼントを届けに行った事から
サンタクロースの伝説が生まれたんだ
そしてゲルマン神話を信じていた人がキリスト教になった時
ゲルマン神話の名残のサンタクロースが世界に広まったんだよ」
82 女1「へ~全く関係ない訳では無いんだね~」
83 男2「不思議な関係だよね~
ゲルマンの宗教は無くなっても
サンタクロースの伝説は生きているんだ」
84 女1「サンタさんっているのかなぁ~・・・」
85 男2「今でも120人以上のサンタクロースが
クリスマスには世界を回るんだよ」
86 男1「意外と多いな・・・」
87 男2「まぁ~クリスマスについてはこんなもんか?」
88 女1「はぁ~・・・こういう空間がささやかな幸せなのかな~・・・」
89 男1「ん?いきなりどうした?」
90 女1「こうして皆で飲んで、喋って・・・・こういうのが一番良いんだろうね・・・」
91 男1「まぁ~たまには刺激も欲しいけどな・・・
クリスマスくらいのんびりしようよ・・・誕生日なんだしさ・・・」
92 女1「誕生日・・・・か・・・・じゃぁ改めて乾杯しますか」
93 男1「そうだね」
94 全員「メリークリスマース♪」
終り
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個の台本は、プロテスタントの聖書を題材に作っています
他宗派と表現が多少異なりますが、ご了承ください。
