【1番大切な生命について】 | 【ハーブ瞑想古民家暮らし】メディテーションハーバルセラピスト〜茨城県と小豆島の2拠点生活〜

【ハーブ瞑想古民家暮らし】メディテーションハーバルセラピスト〜茨城県と小豆島の2拠点生活〜

自分らしく生きる事で
夢を叶えてきた40代。
小豆島と茨城県での生活
の様子やハーブを使った自然療法などを書いています。

【1番大切な生命】



新月を迎え

イスラム教ではラマダンという断食期間が明け

お祝いする日です。


モロッコと日本では環境の違いがある中

彼も良く頑張ったなぁと思います。


断食中は不純なものから身体や魂を浄化し、礼拝や償いそして感謝の気持を表現することに再び心を集中させます。また、断食は恵まれない人々の視点に立つことを学び、慈善活動への参加を促します。


私も一緒にやってみて

思考がクリアになり、食事や当たり前では無い日常に感謝の気持ちが湧いてきます。


日本は信仰心が浅い人が多く

仏教徒が多いようで、仏教の事を理解している人は少ない様に感じます。

そしてネガティブな情報ばかりが印象付けられ

真実を知らない人が多い。

又は良く知らないまま都合の良い時だけ祈る。


私も日本に産まれて良く知らないまま過ごしてしまいましたが、信じる事や祈る事の大切さ

をヨガ哲学や仏教哲学を学ぶ機会を頂いたり

イスラム教の事を彼から少しずつ学び理解を深めています。


祈る事、信じる事そして慈悲心。


多くの人が忘れてしまったものが

そこにはある様な気がします。


彼と一緒にいると自分の事を大切にしながら

周りにも優しくしてくれる

そんなバランスを教えて貰います。

自分の生命をまずはしっかりと生きる事で

そこから拡がっていくのです。




さてさて、

ヨガインストラクター養成講座をスタートさせた日に戻りますが先生は

ヨガはポーズだけではなく人生そのもの。

その人の闇がだれかの光になる事もある。


そんなお話を経験だんを交えながら良くして下さいました。

気合いを入れてポーズをしっかり覚えて

頑張るぞ!

という私の心は少しずつ解れ始めます。


きっとヨガのポーズだけを教えてもらう様な所だったら、すぐに断念していたでしょう。


何故ならば私は特に身体が柔らかいわけでもなく

ヨガを初めてまだ日が浅く、同期の皆さんとは

比べものにならないくらい動けなかったからです。


しかし、この時も導かれた様に集まった10名ほどの仲間たち。

ヨガを学びながら自己開示の場もあり

今まで誰にも話せなかった母のことや、病気のことなどを皆んなの前で話す機会を頂いたり

そんな経験が誰かの役に立つかもしれないと

思い始めたのでした。


今でも数名の方とは交流が続き

それぞれ活躍されていて、この時期にあの選択をし心底本当に良かったなぁと思っています。


心と身体がバラバラになり

バランスを崩し、自分を見失っていた

20代。

それでも絶対にそこから抜け出すんだという

私の強い意志が

ヨガに出逢うこと、人に出逢うことを引き寄せ

全ては必然的に引き寄せられたんだと

今でも思っています。


生きていく中で1番大切な生命

皆んな分かっているはずです。

しかし、自分のことは後回しになってしまう。

一度立ち止まり考える機会があった事で

この自分という命を授かり

身体が動くことは素晴らしい事だと改めて気がつくのでした。


ヨガをすると目の前の在るものに気付く様になり

後回しになっていた自分自身の体や心の声を

大切にしよう。と思える様になってきました。


ヨガがスタートしてからは

常に練習の繰り返し

ポーズだけでなく人生全てに反映させて

考え行動します。


集中し学んだ数ヶ月の間

私は私の為に自己投資が出来た事や

この経験、出逢い全てに深い感謝の気持ちが溢れてくるのでした。


その頃三姉妹は末っ子幼稚園で2人は小学生。

いっぱいいっぱいだった頃

次女がまだ小さな頃に

こんな手紙を貰ったのです。

そこには笑っていて他のそうにしている

家族の絵が描いてありました。

そして

ママはいつもニコニコしていてね

と…


あの頃の私

子どもや家庭を大切にしたい気持ち優先で

私は後回し、いっぱいいっぱいだった私はイライラする事も多く、厳しくしてしまったこともいっぱいありました。

本当にごめんと何度も何度も娘たちには謝りました。


良く考えたら家族の中には私も入っているのです。

家族全員が幸せになる為には

私も幸せに笑顔で過ごすことが大切だった。

それは自分を蔑ろにして心を無視する事では無かった。


何度も目の前で起きる現象は

私に気付けー!と言わんばかりにやってきていた。

せっかく気付かせてくれたこの経験を

私は絶対に無駄にはしたくなかった。


勢いづいた私はヨガインストラクター養成を受講中に最初に掲げたアロマヨガインストラクターになる為、アロマテラピーのインストラクターにもチャレンジする事を決意し次なる目標に向けまた一歩踏み出すのでした。


自分を大切にすることは素晴らしい事

それを身をもって伝える事は

子育てにも関わります。


子どもに好きなことをやらせてあげたいと言いながら、親が我慢して苦しそうだったら

口だけになってしまう。

私はそんな子育てをしたくなかったので

自分も変わる決意をし、体現する事で

子どもたちにも伝えていこう!そう思ったのです。


山あり谷ありで全てがうまくいった訳ではありませんが、いくつもの自分の中の壁を乗り越えながら

強さと同時に人に優しくできる

気持ちの余裕も生まれてくるのでした。