今日は、講座などでいつもお世話になっている、ベルクララさんとスバ・ランカ協会主催のスリランカカレー教室へ。
1年前に参加して、家でも何回も作ったのに、だんだん「オレ流」になってしまったので(笑)、再び学び直しで申し込みました
前回のブログ記事はこちらです↓↓
https://ameblo.jp/aromaveil/entry-12205857481.html
https://ameblo.jp/aromaveil/entry-12205861662.html
前回と同じアジカレー、じゃがいもの炒めものを作りましたが、スパイス使いや、お料理の手順が少し違っていて、参考になりました。
今回は、スリランカからスバ・ランカ協会代表の大岩さんが大切に持ち帰った、ランペ(パンダンリーフ)、カレーリーフの生をザク切りにして炒めたりして、両方のお料理にふんだんに使いました。
右がカレーリーフ、左がパンダンリーフ(ランぺ)です。
後ろには、スリランカのシンハラ語の文字が。教えて下さったのは、大学院生のワッサさんと、アンジュさん。
パンダンリーフって、笹の葉みたいな、ちまきのような独特の香りがクセになる食材です。
私が今までに出会ったハーブの中で、たぶん最も、「何??これ~~~???」って、驚いたアジアンハーブです。
日本以外のアジア圏では、必須の食材なのに、日本では、ほとんど料理に使用しない食材。
これがあるだけで、異国感でトリップできるから不思議~~
当店の7月に開催したベトナム料理講座でも「チェー」の具、パンダンリーフゼリーにも使用しました。
(右下のバナナの横の緑色のゼリーです)
今回のカレーでは、
このパンダンリーフをザクザクと切って、炒めてカレーに入れる、という使い方を知りました。
(前回のカレー教室では、セイロンシナモンをバリバリザクザク入れる、という使い方が衝撃的でした。笑)
「これ、炒めものにも使うの~~~」って、衝撃です。
カレーの有名な国ではおなじみのカレーリーフもザクザクとざく切り。
こちらもカレーだけでなく、炒めものにも。
このカレーリーフもね、日本では、「嗅いだことあるような、でもなんだか思い出せない味」で、よく本に、「カレーの香りの・・・」って記述があるんですが、「いや、カレーの香りじゃないよね・・・。」と思うんですね。
ちょっと、たとえようのない、香り。(笑)
あえて言うなら、「日本の古いお家の木材をかじったような味」。(笑)・・・かじったことないけどね。
このハーブたち、冷凍でも売ってるのを見たことあるんですが、冷凍では、スリランカカレーは上手く風味を作れないらしいですよ。
他に使ったスパイスは、
チリペッパー、マスタードシード、セイロンシナモン、ブラックペッパー、ターメリック、カルダモン、クローブ。
この辺りは、カレー作りにはおなじみですよね。
あとは、先生独自にブレンドした、スリランカのカレーミックススパイス。
インド、ネパール、スリランカのカレー。
それぞれ、風味やスパイス使いが微妙に違っていて、面白い。
今回も、トータルで、相当量のスパイスやガーリックを使いましたが、できあがった料理は、うまく素材が調和して美味しかったこと
個性がはっきりしているスパイスたちの調和。
人間関係もこうでありたいなぁ~とスパイスを見習わなきゃと思う私です。
スリランカは、紅茶の産地ですので、お料理と一緒に、セイロン紅茶もいただきましたが、口の中に残ったスパイスの風味と一緒になって、マサラチャイ(ネパールのスパイス紅茶)を飲んでいるようでした
持ち帰って、カレーリーフを仕分けしていたら、私のSNS投稿でおなじみハート型の葉っぱも見つけたし、海外旅行好きな一緒のグループのお友達と楽しく料理も作れて楽しかったな
(お料理中に偶然発見する、ハーブや植物、野菜の可愛い形、当店のインスタグラムにまとめてあります)
珍しいでしょ?
スリランカのスパイス、薬草園、行ってみたいな。
あと、カシューナッツ農園の私の樹に会いに行きたい
スバ・ランカ協会さんでは、カシューナッツ農園のオーナーも募集しています。
私も、店名の「アロマヴェール」の名前で、スリランカに植えていただきました。
夢が広がる一日でした