親子丼発祥のお店 | 瞬感・興感・雑感

親子丼発祥のお店

先日、喫茶店発祥の地を紹介したけれど続いて親子丼発祥のお店について…。

喫茶店発祥の地についてはこちら 右矢印 http://ameblo.jp/aromatic-river/entry-10719376037.html

人形町にある『玉ひで』さんは日比谷線人形町駅のA2出口のすぐ傍でにある。

あいにくの空模様で寒かったのでお店の外観の写真を撮り忘れてしまったあせる


創業1760年、今年で250年の歴史と伝統を誇る老舗である。代々御鷹匠の家系に生まれた山田鐵右衛兵門のという方が奥方の”たま”さんと一緒に興したのが始まりとお店のHPにも紹介されています。御鷹匠とは将軍家の御前で披露する格式の高い包丁さばきのことで、放血せずに〆た鳥の血を見せることなく直ちに骨と身に取り分け、肉に手をふれずに薄く切る技だそうです。(これもHPに書いてあります。)


前置きはさておき、軍鶏鍋を頂いた。年末で予約も多かったみたいで個室の予約が

とれず広間の席になってしまったけれど、ちゃんと4名づつの席の間には衝立がありさすがにお客さんも騒ぐ人などいなくて、ゆっくりと食事を楽しむ事ができた。



瞬感・興感・雑感-軍鶏肉

食べかけで申し訳ないですが、”東京軍鶏”のお肉


「軍鶏鍋」とは、割下で煮込んだスキヤキの一種の様なものですが七代目である先代が東京畜産試験場と共同で開発したという”東京軍鶏”のお肉は必要以上に脂肪がなく鶏本来のうまみが効いた、ちょっと余所では食べられない触感でとても美味しく頂きました。軍鶏って東京の名物??と思っていましたが実は『玉ひで』さんが開発したものだったんだ、と妙に納得。



瞬感・興感・雑感-つくね



お肉の合間に、これも美味しい”つくね”



瞬感・興感・雑感-箸おき



鶏をモチーフにした可愛い箸置き(2種)


お料理は…同席者に鍋奉行は必要なく、着物を着た仲居さんが食事の進み具合をみて調理して取り分けまでしてくれます。我々は出されたものを食べるだけで良く、ビジネスの会食なんかにも重宝すると思います。


因みにスキ焼風の軍鶏鍋以外にも特製のスープで煮てポン酢で食べる「スープ炊き」もあるみたいです。

さて、本題にもなった親子丼はというと…こんな感じで見た目は普通の親子丼。




瞬感・興感・雑感-親子丼


元祖”親子丼”を赤だしと一緒に頂く(^ ^)


お味はというと、とっても美味しいです。散々鶏肉を頂いた後でも、しつこさがなく、あっさりとしていて鶏のうまみがしっかりとでている感じで、とても美味しく頂きました。

そうそう、写真の親子丼にかかっている七味唐辛子(江戸では七色唐辛子という。)は、これまた江戸の老舗の『やげんぼり』の逸品。香辛料にも拘る老舗の心意気がニクイ。


本題の親子丼発祥の云われであるが、それは5代目の奥方である”山田 とく”さんが考案されたそうで、鳥鍋の残りの割下に卵をとじるという”親子煮”を食べやすくご飯の上にかけたものが、その始まりだとか。時に明治24年いまから約120年前の事でした。


瞬感・興感・雑感-山田とくさん



”親子丼の考案者”山田 とくさん


食後の水菓子で、これまた美味しい柿を頂いてお世話頂いた仲居さんにお礼を言ってお店を後にしようとしたら、玄関に山田とくさんの写真が飾ってあったので、女将に断ってこちらも写真を撮らせて頂きました。


食べ物のブログを書いていると写真と共に味を思い出してお腹が空いてくる(笑)


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