な、なんですと!? ローズマリーの戸籍が変わってた?
AEAJ認定教室 調布アロマシオンを主宰し、アロマテラピー研究室でも活動中の島田さつきです。
アロマテラピーの安全な使い方 知ってますか?
自然のものだから安全 →
原液のまま肌につける →
ディフューザーを1日中使っている →
きちんと知るために "資格だけじゃない"を伝えるスクールアロマシオンで
そもそものニュースは、やしはブログ(林真一郎先生のブログ)でした。
聞いてのけぞったのだが「ローズマリーの学名」。
ぬぁんとSalvia rosmarinus になったんだって!
えっ!
なんすかそれ!!
いつからですか?
ってことで調べましたとも。
【園芸ガイドより】
ローズマリー、実はサルビアの仲間だった??(2019.12.2)
ローズマリーの学名は、Rosmarinus officinalis(ローズマリナス・オフィシナリス)。Rosmarinusはラテン語で ‘dew of the sea(海のしずく)’という意味です。ローズマリーは、1753年以来、260年以上もRosmarinusとして、Lamiaceae(シソ科)の一種として単独で扱われてきましが、このほど、RHS(英国王立園芸協会)により、Salvia rosmarinus(サルビア・ローズマリナス)に変更され、イギリス国内のガーデンやガーデンセンターには、ラベル表示の変更が促されています。
で、この情報によると「RHS(英国王立園芸協会)」が関わっていると。
そして、2019年の終わりに情報が錯綜したとわかります。
【moment-japan】
Rosemary(November 26, 2019)
ローズマリーの学名が「Rosmarinus officinalis」から「 Salvia rosmarinus 」に変更されると英国王立園芸協会が発表したらしい。
こちらの記事でも
「学名変更の権限は英国王立園芸協会が持っているらしい…」ことがわかり。
2019年11月に記事がでているので、それよりも前にこの話題は出ているはずです。
そして、上記の記事内には、情報元が出ていました。
【有限会社日本エステル社】
ローズマリーがセージになった!? (2020/11/11)
ご存じの方もおられると思いますが、2017年にローズマリーの学名がRosmarinus officinalisからSalvia rosmarinusになりました。(中略)紛らわしい感じがします。いまのままRosmarinus officinalisを使い続けたいと個人的には思いますが、時代の趨勢には抗えません。
Rosmarinus officinalisはシノニム(異名)として認められているので、今日でも使い続けられています。
上記情報では2017年に変わってた? ことがわかります。
この時点で違う属名に分類すべきと判明したということのようです。
そして、一般化しているRosmarinus officinalis は今まで通り使用可なことのようです。
(そりゃそうだがな…)
また、この記事では、以下の情報もありました。
2017年と出ていますね。
Reference:
*Drew, B.T., J. Gonzalez-Gallegos, C.-L. Xiang, R. Kriebel, C. P.. Drummond, J. B. Walker and K. J. Sytsma (2017). “Salvia united: the greatest good for the greatest number.” Taxon 66 (1): 133-145.
【RHS(英国王立園芸協会)】
ローズマリー問題について、当のRHS(英国王立園芸協会)の記事では、次のようになっています。
(以下自動翻訳による)
人気の常緑低木とハーブローズマリーは、遺伝子科学がその関係をより正確に特定するため、最近名前が変更されました。(中略)
2019年の会議で、RHS命名法および分類学諮問グループのメンバーは、ローズマリーをサルビア属に吸収する動きを受け入れました。(中略)
園芸分類学のRHS責任者であるジョン・デビッドは、植物の人気が名前の変更が十分に受け入れられない可能性があることを意味することを認識しました。(中略)
「ガーデニングに携わるすべての人が、特にローズマリーなどの人気があり広く栽培されている園芸植物に関連する場合、名前の変更が難しいと感じていることを理解しています。しかし、科学が私たちに伝えていることを無視することはできません。植物のDNAを明確にすることで、植物の成長習慣と文化的ニーズをよりよく理解することができます。一般名としての「ローズマリー」の使用は残るので、家の庭師は心配するべきではありません。
(中略)
現在Rosmarinusofficinalisとしてリストされている一般的なローズマリーは、RHS Plant Finder2020にSalvia rosmarinusとして含まれています。新しい名前は、ローズマリーの2016〜2019RHS植物試験の結果に採用されます。
そして、各種ハーブ関連やアロマ関連のテキストなどはどうなるんでしょうね?
みなさまも最新情報を拡散してください。
********************************************************
ただいま参加者募集中
『誰も言わなかった アロマテラピーの本質』Vol.3【webセミナー】
2021年3月26日(金)夜の部 20:30~22:30
2021年3月27日(土)夜の部 20:30~22:30
どの日も同じ内容です。
このセミナーは、髙山林太郎氏の最後の著書にして、たった10日で回収・発売禁止となった幻の書籍。
『誰も言わなかった アロマテラピーの《本質(エッセンス)》』を読み解くセミナーです。
AEAJ認定教室&カウンセリングスクールアロマシオン主宰の傍ら、アロマテラピー研究室でも活動中。
アロマテラピー研究室は、故・髙山林太郎氏が創設しました。
髙山氏は、多くの書籍によってアロマテラピーを日本に広く紹介した日本アロマの火付け役でした。
アロマテラピー研究室では、髙山氏から後継人指名をされた林琳さんとともに、髙山氏の思いを引き継ぎ、髙山氏のアロマ遺産管理とアロマテラピー啓蒙活動をしております。
【参加者特典】
今回は、参加後、期間限定でセミナーで使った動画を視聴いただけます。
(補足説明のあるセミナー時の動画ではありません)
日程が合わない…など、ご希望日のある方も、
2名以上集まれば開催しますのでご相談ください。
みなさまのご参加お待ちしております。
お申込はこちらへ
『誰も言わなかった アロマテラピーの本質』Vol.3【webセミナー】
日本アロマ環境協会(AEAJ)アロマテラピーアドバイザー・アロマハンドセラピスト資格認定教室
1コマから希望学科のみ可 AEAJインストラクター・アロマセラピスト学科対策講座
書いて読む 自分でできるカウンセリングセルフ・カウンセリングR講座
セラピストのためのホームページ相談・制作 ホームページセラピー