精油は正しく使おう こんなこともできるアロマ【ティートリー】 | アロマ&心理カウンセリング 心とからだのセルフケア @東京 調布

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東京 調布 AEAJアロマテラピーアドバイザー資格認定教室主宰&カウンセリング講座講師

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正しい使い方でアロマテラピーを広めてほしいと願い、
精油や香りのコワイ部分をお伝えしてきましたが、
今日はへぇ~と思っていただける話題です。

 

10年ほど前、立川の美容室の一角を借り、アロマサロンをしていました。

そこの店長さんは、男性で美容室自体は、居抜きで借り受けた物件でしたので、

古くて色んなとこにガタがきていました。

 

男性一人でやっていたので、掃除もなかなか行き届かない。

トイレは、場所も悪く壁面に黒カビが発生しており、

2008年開店当時はヒマに任せてワタクシよく掃除をしておりました。

 

トイレ掃除には、ティートリー精油を使いました。

施術ではあまり使わないティートリーは、殺菌・抗菌・抗真菌の作用が強いとされています。

これは面白い実験になるのではと、壁面を掃除した後、ティートリーを塗布しました。

薄めた物をスプレーではなく、ペーパーナプキンなどで隙間なく塗布した記憶があります。

もう10年も前なので曖昧ですが…(;´∀`)

 

2012年に閉店して荷物を引き上げる際も、
手が届かず掃除しなかった壁面はカビが残っていたのに対して、
ティートリーを塗布した部分は、周りのカビに浸食されることなくきれいなままでした。

 

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【ティートリー(tea tree)精油】

ティーツリー、ティートゥリー、メラルウカ、メラレウカなどとも表記される。

フトモモ科コバノブラシノキ属の常緑木。学名:Melaleuca alternifolia
抽出部位:葉。 抽出方法:水蒸気蒸留
オーストラリア東沿岸部原産

 

ティートリーTea treeの語源は、先住民のアボリジニーがお茶のように利用していたことからこのように呼ばれたとされる。

一般に極少量でも、殺菌・抗菌・抗真菌・抗ウイルス、抗炎症に優れている。
アボリジニーは、民間療法として葉をケガや皮膚治療に用いていたとされる。
香りとしては、すっきりとシャープで薬のような印象を持ち、香料に好まれるものではなかったため、近年まで精油として注目されなかった。
殺菌・抗菌・抗真菌、抗炎症などに有効であることから近年注目され、洗剤、シャンプー、院内感染の防止などに使われるようになった。

 

アロマテラピーでは、風邪、ニキビ、傷、火傷、水虫、カンジタなど菌に関わる諸症状、
免疫力向上に有効とされる。
テルピネン-4-オールが35%以上あれば抗菌力を発揮でき、皮膚アレルギーの懸念がある1.8シネオールが低いもの(2%以下)ほど人が使う上(皮膚塗布を考慮)で質が良く利用価値が高いといえる。

 

【注意】

ペットへの禁忌が挙げられる精油でもあり、特にネコやフェレットへの注意喚起がされる。
日本にアロマテラピーが入ってきた80年代の古い書物には、数少ない原液塗布可の精油と記されていたが、現在では原液塗布可とされるものは見受けられない。

フトモモ科はケモタイプが多く、産地による成分差が大きく安定していない。

そのためオーストラリアの主要原産地以外では、殺菌力が劣る場合がある。

また、ティートリー精油の偽和(ニセモノ)に於いては、パインオイルから作られるものが増加中で注意が必要。

 

【主な成分】
テルピネン-4-オール、γ-テルピネン、α-テルピネン、テルピノレン、p-シメン、α-ピネン、α-テルピネオール、1.8シネオール、γ-シメン、アロマデンドレン、δ-カジネン、リモネン
【珍しい含有成分】
ビリジフロレン、β-テルピネオール、L-テルピネオール、アリヘキサノエート

 

ウィキペディアにも、情報は少し古いですが「毒性」についても書かれているのでご参考に

ウィキペディア【ティーツリー】

 

pubmed(世界の医学系雑誌の論文データベース)にある概要が
「わかさ生活」のwebにまとめられています。

http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/entry_888/