こんにちは。
癒しの架け橋をする
看護師セラピストの平山未菜です。
前回、香りと脳の関係や、香り成分がこころとからだに作用することをお伝えしました。
本日は、香り(精油)成分
について書きたいと思います。
アロマセラピーで使われる精油は、植物の葉・花・枝葉・幹などを水蒸気で蒸したり、柑橘の果皮を絞ったりして抽出されます。
精油は、数十〜数百種類の香り成分が集まったもので、植物のエッセンスがギュッと詰まっています。
その各成分は薬理作用をもち、私たちのこころとからだに働きかけます。
例えば、
なぜ真正ラベンダーリラックスや安眠のアロマと言われるかというと、鎮静作用をもつ「酢酸リナリル」「リナロール」という成分をたくさん含んでいるからです。
また、柚子などの柑橘の果皮には、「リモネン」という血行促進作用の成分がたくさん含まれます。
寒い冬至にゆず湯に入る習慣など、日本人は生活の中でアロマを健康に役立ててきたといえます。
アロマトリートメントでは、様々な作用をもつ香り成分が、嗅覚や皮膚を通してからだの中に取り込まれます。
そのため、内臓の機能が弱いこどもや高齢者、病気の既往がある方、妊婦さんなどは、配慮して使用します。
当サロンでは、安心安全にアロマを健康に役立てていただくため、お客さまのこころとからだの状態をしっかり把握し、品質の良い精油を使用しています。
また、成分に配慮して精油を選んでいきますが、「今、お客さまが心地よく感じる香り」を使うことを一番大切にしています。
「心地よい香り」は脳をリラックスさせますが、不快な香りは逆効果だからです。
ラベンダーだからすべての人がリラックスできる訳ではなく、心地よく感じるかどうかが大切なのです。
そのため、お客さま自身の感覚を大切に精油を選んでいます。
お客さまが選ばれた香りが、成分的にも納得!ということも多々あり、お客さま自身が一番、自分に必要な香りを知っている。と感じています。
香りは本能に働きかけるので、ごく自然なことですよね。
私たちセラピストは、お客さまの本来の力を思い出すお手伝いをするだけです。
アロマケアを通して、セルフケアのきっかけ作りができると嬉しいです。
次回は、トリートメントの醍醐味♡
触れるケアについてお話します。
アロマと健康①「香りと脳の関係」はこちら
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
こころとからだをゆるめ、本来の力を引出す
和の香りを使ったアロマケア
和アロマha・na・na
ホームページはこちら
インスタグラムはこちら
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥