明日は終戦記念日ですね
私の母の誕生日でもあります
母は２０年も前に天国へ旅立ちました
私は母が嫌いでした
２年間の入退院を繰り返し
結局最後までお世話をしたのは私・・・・
母が息を引き取った時
あ～ぁヤレヤレと思ったことも事実
私は母に愛されたと言う思いがずっと無かったんです
でも・・・
この数年 私は母が大好きだったんだと感じる事ばかり
信心深い母はよく
犬鳴山の護摩焚きや伏見稲荷
小豆島などへ連れて行ってくれていました
私が小さかったので連れて行かざる終えないと言う事も
有ったのかもしれません・・・
そんな母がよく仏画を描いていましたが
私も数年前にふと描きたくなり
最初に描いた画が供養菩薩さま
この菩薩様のお顔がなぜか母にそっくり・・・
そして和裁を教えていた母は年中着物の人でしたが
私が高校生の頃 和裁を覚えたらどうや？っと言われた時も
反抗して
「これからは着物なんて無くなる時代やからいらん！」
と全く母の思いを受け入れる事は有りませんでした
しかし今は着物が好きで時々来ています
着付けているとき ふと鏡に映る自分が母にそっくりな事に
驚いたりします
先日 ある神道の道場にて
初めてお勤めをさせて頂いた時
護摩焚きのあと、お加持して頂いていると
母の事が胸いっぱいに広がり
お母ちゃんありがとう
こんな道を付けてくれてたんやね
ありがとう！と。。。
思わず泣いてしまいました・・・・
まだ幼稚園の頃 犬鳴山の護摩焚きで
火渡りが有りました
護摩焚きの跡のまだ赤くくすぶっている墨の上を歩くわけです
私の番が来たとき怖くて躊躇しました
（参考写真）
その時 行者さんが
「大丈夫お不動さんが守ってくれはる！」と・・・
なぜかその言葉を今も覚えているのです
そしてなんだかフンワリ暖かかい墨の上を渡り終えた時
母が私を抱きしめてくれた事も覚えています
１２日も笠山荒神さんにお参りさせて頂き
倭姫宮の月次祭のお手伝いをさせて頂きましたが
自分でもなぜ その場にいるのか
なぜそんなお手伝いをさせて頂く事に
心が歓んでいるのか・・・・
でも、きっと母が歓んでいるからだろうなぁっと
感じます・・・・
母の娘に生まれて良かった・・・・
自分の命に感謝出来るようになって良かった・・・・
ありがとう・・・
ありがとう・・・・