こんばんは、
有賀千恵です。




待望のベビーが生まれて、とても幸せでいっぱい!! 、、、、のはずなのに。

なぜか、こんなに悲しい気持ちになり理由もなく、

ぽろぽろと涙がでたり、胸が押しつぶされるような不安で眠れなくなったり、

突然、全くやる気が起こらなかったり……。



そんな状態のことを産後間もなくして、情緒不安定になることを

「マタニティブルー」と呼ばれています。



個人差があるものの、日本人は2人に1人の確率で、

マタニティブルーになるというデータもあります。



出産の疲れや、慣れない育児による疲れや睡眠不足、

育児に対するプレッシャーや孤独感などがマタニティブルーとなる要因です。



ですが、実は、それだけが理由ではありません。



産後に急激にホルモンが低下することが、マタニティブルーの原因として

大きく関わっています。



妊娠中は、女性ホルモンをはじめとするたくさんの種類のホルモンが

胎盤でつくられています。



ですが、出産時に胎盤が体の外に排出されると、ホルモンは急激に減少します。



こうした急激なホルモンの変化に体がついていけず、

多くの女性が一時的に情緒不安定となって、マタニティブルーに陥ってしまうのです。



さらに、ホルモンバランスが乱れている時期である産後は、

『産後うつ病』とよばれます。



その上、出産後の女性の体は、生涯の中で今までと違った最も劇的な変化が生じます。



どのように変化しているかというと、



〇体調面



・母乳を作り出す

・赤ちゃんを守っていた子宮が、1カ月ほどで元の大きさまで収縮する

・子宮の重さが、1kg位から60g位まで減る。

・女性ホルモンが再び産生されるまで、しばらく時間がかかる



〇生活面



・最初の1~2カ月は、2~3時間おきに授乳しなくてはならないため、

充分な睡眠時間が得られない

・馴れない授乳と、オムツ替えの繰り返しなどで疲れる

・外出もままならず、飲んで泣くばかりの赤ちゃんと

向き合った毎日(自分の時間がゆっくりとれない)





タイ古式産後養生で、崩れたホルモンバランスをうまく調整することができます。

おもに、ハーブボール(アジア最大のハーブ王国であるタイ原産の

自然で作られたハーブがたくさんいれるもの)を温めて

子宮や疲れきったお体をリラックスさせたり、ホルモンバランスの調整を促します。

また、母乳の出もよくする作用があるハーブを使いますので、

なかなかでない方でも、母乳が出やすくなります。