だいぶ黄色くなりました。
木によって個性がそれぞれ?
同じ並木の銀杏なのに、まだ緑が濃かったり、ほとんど葉が落ちていたり。
はい、早速本題へ。今週のアロマストレッチ!
『地始凍~金盞香ブレンド』
ジュニパー(ヒノキ科:ミドルノート)
ゼラニウム(フウロソウ科:ミドルノート)
マンダリン(ミカン科:トップノート)
七十二候は立冬の次候、「地始凍」です。土が凍り始める頃とのこと。やっとこの季節らしい冷え込みがやってまいりました。そして明日には立冬の末候「金盞香」に入ります。
本日は、冬に養生したい「腎」の気を補うブレンドに。東洋医学でいう「腎」は現代医学の腎臓というよりももっと広義な捉え方をするようです。生命エネルギー、とも言えるかな?
東洋医学では「先天の精」といって生まれ持った「精」は生まれた時がマックスで、そこから少しずつ枯渇して死を迎える、と考えられています。この精の量は生まれながらに多い人もいれば、少ない人もいて、少ない人は残念ですが、多い人よりも精をすり減らさないように気をつけないと早くに亡くなってしまうとか
その精の気をすり減らすことを食い止めるために、腎の気を補ってあげる必要があるそうです。
・・・というと難しそうですが良質な睡眠をとる、栄養のバランスがいい食事をとる、疲労をためないような生活を心がける、冷やさないといった具合に実にシンプルなことだったりします
私のクライアントさんはどちらかというと先天の精が少ないタイプと思われる方が多いでしょうか。ところがね。こういうタイプの方が健康管理が上手だったりするのです。体が弱いから、自分の体を守るために人一倍気を使っているんですね。疲れたら休む、ということも上手です。精の気が少なくてもすり減らすのを極力抑えることを知っているんですね。
先天の精が多い人は、丈夫な分、無茶がきくので、体の声がきけていない傾向の方が多いような気がします。だから、無理がたたって倒れた時には取り返しのつかない大病になっていたりして、意外と若くして亡くなる方も少なくないかと。せっかく精の量がたっぷりあるのだから大事に使えば健康寿命が長くなるのにね
私のお客さまでよくあるお話が、お母さまが昔から体が弱くて・・・といって90代や100歳越えまでご存命な方がチラホラ。時に「母の死ね死ね詐欺」みたいな笑い話まで発展することもあり(スミマセン、不謹慎で)
ま、それだけ個人差がある精の気の話なのですが、もとい。
寒い冬はその精の気が枯渇しやすいために、腎の気を補って養生しましょうね、ということです。
ジュニパーとゼラニウムは、五行で腎に対応する水の性質を持つ精油です。腎の気を補います。ジュニパー、体を温めてくれますね。抱え込みがちな不要なものを肉体的にも精神的にも祓ってくれる作用もあります。ただ、燥の性質を持つので、乾燥した季節のスキンケアには難しいかな~。一方ゼラニウムは湿性の精油なので、お肌に潤いを与えてくれる働きが期待できるかも。ただ、ゼラニウムは涼性なので、冷えている方は単品で使うと寒くなってくるかも・・・私は冬に冷えている方にゼラニウムはあまり使わないかな。どうしても使いたいときはスパイス精油や本日のように針葉系の温性、熱性の精油や柑橘精油とブレンドします。
精油、こんな観点で使ってみても面白いです
昨日、クイーンのボヘミアン・ラプソディ観てきました。涙腺が緩いワタクシ、そこで泣くか?ってところから涙がポロポロ落ちちゃってなんかとっても響きました。わくわくしちゃうところ、鳥肌たっちゃうところ、大きな光を浴びた人にしかわからない苦悩とか、もうぐちゃぐちゃです。クイーンは好きでよく聴くけれど、改めて大画面で歌詞の和訳を読んで涙したり。もう一度観たいわ~
知らなかったのは、フレディが亡くなったのが、うちの父が他界した数日後だったってこと。先ほどの先天の精の話でいうと、うちの父はとっても丈夫な人でした。虫歯ひとつなかったみたいで。それが病気が発覚したらすでに手遅れの状態でした。
ドラマはお客さまから、中井貴一の記憶お勧めされました。3話から録画開始しましたが、まだFODで見逃し放送間に合いそう
人によって、それはもう、背負うものは色々で価値観もそれぞれで。それでも自分の人生は映画よりドラマよりもずっとドラマチックにどうせなら思いっきり楽しみたいのであります(なんの宣言か・・・)
あ、最後に業務連絡~。来週は祝日につき、レッスンお休みいただいておりますので、このシリーズもお休みいたします。24日の土曜はいつも通りアロマストレッチありますからね
ではでは皆さま、素敵な週末を~