グレートジャーニーをみて アベノミクスを考えた | 気ままにホリスティック生活

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フィットネスインストラクター&IFA認定アロマセラピスト奥村有香理が、

体と心と魂が喜ぶ快適ホリスティック生活をご紹介します。

GW最終日、我が家は国立科学博物館に行って来ましたよ音譜


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グレートジャーニー 人類の旅 クリック

毎回GWの上野は大混雑なので、人混み嫌いの奥村家は、ギリギリまで悩みましたあせるが、GW最終日は近場でゆっくりする人が多いから、空いているんじゃないかという読みで出かけましたら、これがビンゴでしたグッド!


待ち時間0分ビックリマーク超、ラッキーでしたにひひ


アフリカに生まれた人類が、世界中に拡散していった人類最大の旅路を、イギリス人の考古学者ブライアン・M・フェイガンは「グレートジャーニー」と名付けたとか。

探検家であり、医師であり、そして武蔵野美術大学教授の関野吉晴氏も、この展示会の監修者となっていますが、彼が見たグレートジャーニーの旅の中での様々な人々とのエピソードは、なかなか興味深いものでした。子供さんにもお勧めですね。


ホモサピエンスという動物は、1種類なのに、動物の中では一番多く、そして多様な地域に適応して生きている生きものだそうな。


展示は、熱帯雨林、高地、極北、乾燥地帯と、厳しい自然環境の中で自然と共存している人々の暮らしぶりを簡潔に紹介しています。


各地域の衣食住は、それぞれの地域に適した知恵の終結です。


極北では、トナカイやセイウチを食べるのですが、その糧を得るための映像も流れていました。平和ボケした都会っ子には結構ショッキングな映像です。トナカイを殺して、取り出した内臓や肉をその毛皮の中に詰めて、同じく毛皮の紐で縛って発酵させる・・・。


数か月して発酵したそれは、食べると体が瞬時に温まるそうです。


セイウチが集まるところで狩りをするのに、銃は使いません。怖がってセイウチが寄ってこなくなるからです。


それらの処理中は雪面や海が真っ赤な血で染められます。


横に居た親子連れのお父さんが、


「こんな映像、見てんらんねむかっ」と、子供の手を引っ張って去って行きました。


こういう命のリレーを、子供に教えてあげられるといいのにな・・・と思った私でしたが、気持ちがわからなくはありません。


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先日紹介したこの映画は、ちょっと意味が違うけど、そういう描写が出てくるんですね。ムツゴロウさんの私は(って、どんなんだ?)お肉を食べるのに、そういうこと、自分でできない、都合がいい、へなちょこ現代人です。


サザエさんの漫画で、縁日で買ったヒヨコが、ある日鍋の具になっていたという件、子供の頃読んで、とてもショッキングだったんですよね。現代人が忘れてしまった、命をいただくという大事な感覚。


自然と共に生きること。


厳しい環境の中で生きていく人々には、社会的地位も、たくさんのお金もないですし、寿命だって決して長くない。それでも、私には、とても豊かな暮らしをしているように見えました。




アベノミクスの経済効果で喜ぶ人も多いのかもしれませんが、自民党が勝ちすぎた怖さをひしひしと感じているこの頃。なんだかものすごい違和感を感じます。マスコミの報道の仕方にも、強い憤りを感じるし。ま、どこがコントロールしているのか、想像はた易いですが。


フクシマの被害者たちの気持ちは?戦争で失われたものは?この国が進む先が、またヘンテコなところに行ってしまいそう。おかしくないか?


・・・きれいごとかね・・・・





裸ひとつで生きてきた強さを思い出して!


せめて自分の周りは、できる範囲で整えて。ただのきれい事はいいたくないけど、それでも、おかしいな、と思ったことは、おかしいよ!って言っていきたいと思ったのでした。




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