ずっと訪問したいと思いつつ、なかなか機会がなかった帝国ホテルのフレンチ、レ・セゾン。
最近は、日本でフレンチをいただく機会はなくなってしまったのと、
東京にはカジュアルで素敵なレストランがたくさんあるので、
グランメゾン自体、久々の訪問でした。

二階にあるレ・セゾン入り口から眺めるロビーラウンジ。

エントランス。

クラシカルモダンをテーマにデザインされた店内。
内装は、少し古くささは否めませんが、その老舗感が帝国ホテルっぽくて素敵に感じます。

シャンパンは、5種類の中から。
ドゥッツ、リュイナール、ポメリー 、ヴーヴ クリコ。
真ん中にあるのは、ウィンストン・チャーチルが愛したポール ロジェ。

アミューズ。
フォアグラのムース、ホタテのカルパッチョ、魚介のジュレ。

お料理はアラカルトで。
おすすめのお料理を伺って、それに合わせてワインもグラスでお願いしました。

パンもお料理に合わせて、異なるパンを。
食べ過ぎないように・・・と思いますが、やっぱりどれも試してみたくなります。


前菜は、「マンゴー好きなオマール海老」
こちらは、それぞれ違ったオマール海老のお料理が三品でてきます。


前菜、三品目はスープ。
オマール海老の味噌の味が濃厚だけれど、くどくなく、後味すっきり。
これは絶品でした。



本来は、コースの前菜ですが、アラカルト用にも出していただけるということで
お願いした前菜。こちらも三品。
サーディン、バジル風味のロワイヤル、山椒風味のルイユ。

フランス産平目とホワイトアスパラガスのロースト。

厚みも大きさもしっかりした平目と、
香り高いトリュフソースの相性が素晴らしかったです。

ジェラール・ボワイエシェフのスペシャリテ「黒トリュフのパイ包み焼き」
一度、いただいてみたかったので大感激♡♡

パイを割ると一粒のトリュフにフォワグラが巻いてあります。
トリュフを丸ごと!そして、この歯ごたえある食感を楽しめるだなんて、本当に贅沢ですね。
とろりと濃厚なフォアグラと、
鼻からふわっと抜けるトリュフの香りのマリアージュは最高でした。
なかなかいただくことができない一品。
シェフが勤めていた本場、シャンパーニュの「レ・クレイエール」でも、
いつかいただいてみたいです。

すでにお腹いっぱいでしたが、チーズも少しだけ。


状態は完璧でございます。

アマローネの香りと共にいただきました。


さすがに、もうデザートは食べられず、次回の課題に。
日本を代表するホテルのメインダイニングだけあり、
サービス、お料理、居心地、ホスピタリティー、全てが完璧でした。
特に、サーブは、丁寧だけれど嫌味がなく、とても自然で素晴らしかったです。
私が苦手とする、堅苦しさもなく、丁寧で上品でありつつ、
ある程度フレンドリーに接してくださるところも良かったです。
事前にお写真を撮りたいことを伝えていたので、
「こちらの角度から・・・」「ソースをかける前にもどうぞ」
「このメニューが彩り綺麗ですから」などご配慮いただいて、
おかげさまで綺麗なお写真も撮ることができて大満足でした。
やはり、グランメゾンは素敵だなと実感した日でした。