こんばんは。
今年に入ってからも、1月にしては暖かい日が続いていたので、先日の雪にはビックリしました雪

道路の雪はだいぶ溶けたけれど、冷たい北風が吹いて、冬本番の寒さですね。

冬と言えばスキースキー
先日、スキーを楽しむはずだった若い命がたくさん失われた事故がありました。

亡くなった方々の詳細をニュースで見ながら、皆さん娘たちと同世代。
長女と同じ大学の学生さんもいらっしゃり、とても他人事とは思えませんでした。

行ってらっしゃい!と送り出したひと時が、我が子との最後の時になろうとは…。

想像しただけでも涙が出ます。

話は変わりますが、つい先日、癌を患うご主人様を訪問して、下肢のアロマトリートメントさせていただく機会がありました。

ご主人様は、献身的に看病される奥様に、素直に優しくできなくて、ついつい辛くあたっていらっしゃいました。

そんなご主人様に対して、「こんなに尽くしているのに、私にはヒドイのよ…」と愚痴をこぼされる奥様。

そんなやりとりを目の当たりにしながら、ご主人様は、本心では奥様を愛していらっしゃるし、心から感謝もしていらっしゃるだろうに、病気のストレスや男のプライドや意地などが邪魔をして、なかなか素直になれないのだな…。と感じました。

そんな経験と、スキーバス事故を通して私が感じたこと。

それは、この世に肉体がある間に、大切な人と意地を張り合っている暇なんかない。
愛と感謝を素直に伝えなくては絶対に後悔するな、ということです。

近くにいるほど、近くにいるのが当たり前になってしまって、本当は感謝しているのに悪態をついてしまったり、本当は愛しているのに辛くあたってしまったり…。

人間の心理は複雑で、自分の心を考えてみても、本当に面倒くさい私だと思う。

それでも、やはり、この世の別れはいつか来ます。
だとしたら、一緒にこの世に存在し、肉体で触れ合ったり言葉を交わせる時間は、どんなに尊く貴重な時間でしょうか。

こんなに大切な時を、意地を張り合って、会いたいのに会わないとか、ありがとうと言いたいのに言わないとか、愛しているのに表現しないなんて、本当にもったいないと感じます。

私、どれだけ素直になれるかわかりませんが、これからは出来るだけ、愛と感謝の出し惜しみはやめようと思います。

もし、素直になれなくて、一番大切な人を苦しめてしまっているな…と感じた人は、どうか勇気を出して、言葉でなくていいから、せめてにっこり微笑んであげてくださいね。それだけで、愛はきっと伝わるはずですラブラブ

後悔しない人生を歩めますように。