ブラアラキ~内房線沿線神社巡り編~ | 血塗ラレタ日記

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先週の土曜休みもブラアラキ

 

電車を諸々乗り継ぎ

千葉県の京葉線蘇我駅で下車

 
内房線と外房線の分岐になる駅やね
 
 
駅から徒歩約16分

蘇我比咩神社

 

所在地:千葉県千葉市中央区蘇我

創建:不詳

 
読み方は「そがひめじんじゃ」
 
古代、蘇我氏がこの辺を治めていたので地名も合併前は「千葉郡蘇我町」
 
または日本武尊が暴風雨に遭い、それを鎮める為に入水した数人の女性の内の一人、蘇我大臣の娘・蘇我比咩だけが浜に打ち上げられ蘇生し助かったと言う伝説があり
 
「我れ蘇り」から「蘇我」という地名になった説も
 

参道

 

拝殿

 

拝殿に掲げられた扁額

 

境内の銀杏が色づいていておった(ノ^^)ノ

 
宮司さんは常駐していなく、小さくて静かな神社やったね
 
 
次に内房線で移動し
八幡宿駅で下車
 
徒歩約5分
飯香岡八幡宮
 
所在地:千葉県市原市八幡
創建:伝675年
 
律令制時代に「一国一社八幡宮」として各国の国府(府中)の近くに八幡宮(八幡神社)が創建され
 
「国府八幡」「府中八幡」「総社八幡」と称される様になり
 
ここ飯香岡八幡宮は上総国の総社八幡に。
 
源氏・千葉市・足利氏・徳川氏から崇敬を集めた神社
 
社号標
 
「国府総社」の刻名
 
参道
 
鳥居
 
拝殿
 
銅板葺きの屋根で、柱は濃いめの朱塗り
 
1691年の建立
 

石標にある通り、本殿は国の重文
 
本殿
 
室町時代中期(1393~1466年)の建立
 




本殿も濃い目の朱塗り
 
境内には

さかさ銀杏
 
枝葉が垂れ下がっている珍しい銀杏
 
源頼朝が石橋山合戦に敗れ房総半島に逃れて来た際に、源氏氏神である八幡宮である当社境内に源氏再興を祈願して逆さにして銀杏を植えたという言い伝え
 
何で逆さにしたかは知らん←
 
 
次に内房線で一駅乗り
隣の五井駅で下車
 
五井駅にはJR以外に、私鉄ローカル線の終着駅になっており

小湊鉄道小湊鉄道線
 
上総中野駅でいすみ鉄道に接続し房総半島を横断する路線
 
本家ブラタモリの番組ポスターでタモリさんが乗り込もうとしている電車がこちら小湊鉄道の車両なのよ!
 
2年前に走破した記事
 
 
そして駅から徒歩約10分
大宮神社
 
所在地:千葉県市原市五井中央南
創建:伝・景行天皇時代
 
日本武尊が創建したと伝わる神社
 
「大宮神社」という神社は各地にあり、同じ神を祭神としてるという訳ではなく「大なる神」「大きな神社」という意味を込めて名付けられた神社
 
社号標
 
「大」が「穴」に見えるw
 
松の木が並ぶ参道
 

二之鳥居
 
拝殿
 

大きな注連縄が特徴的
 
本殿
 

本殿は1793年の造営(平成時代に改修)
 
左から拝殿・幣殿・本殿
 
境内裏
 
境内裏の入口には
正面の一之鳥居より立派な裏鳥居
 
こちら側は駐車場もあったりして、新しく整備された模様
 
 
最後、内房線をもう一駅乗り
隣の姉ヶ崎駅で下車
 
徒歩約18分

姉埼神社
 
所在地:千葉県市原市姉崎
創建:伝・景行天皇時代
 
日本武尊創建と伝わる神社
 
因みに地名は「姉崎」で最寄りの駅名は「姉ヶ崎」
 
でも社名は「姉埼」と「崎」が「埼」になっておる
 
写真は正面の大鳥居で
 
その先の参道は住宅が数件建っていて
 
神社はその向こうに見える山の上に鎮座
 
山に囲まれた境内入口
 
二之鳥居と社号標
 
社号標
 
こちらの「埼」は「大」が「立」になっておる
 
因みに今までスルーしてきたけど
 
社号標によく見られる「式内社」とは、平安時代に朝廷が作成した神社リスト(延喜式神名帳)に記載がある神社のこと
 
逆に記載がない神社を「式外社」と言い、当時存在していなかったという訳ではなく、理由があってリストから外れていた
 
参道
 

長い石段
 
暗くなり始めていたので怖かったでw
 
石段を登り切ると三之鳥居とその奥に社殿
 
三之鳥居
 
拝殿
 


濃い茶色の柱に銅板葺きの屋根が渋い
 
本殿
 

本殿は1986年に焼失した後の再建
 
左から本殿・幣殿・拝殿
 
境内の右側には
鳥居と神門
 
なかなか立派な神門
 
車で登って来るとこちら側に出てくる
 

境内全景

 

小高い山の上の広い平地に鎮座する神社であった

 

この山一帯を含め姉崎地域は姉崎古墳群として前方後円墳などが発掘されており、古代より国造の中心だった模様

 

山を含めた境内には松の木が生えていないことから、当社の氏子は正月に門松の代わりに榊を飾る風習があるそうな

 
 
以上で内房線沿線の神社巡りは終了
 
今回の御朱印