このパート3ですが…
効果があるかもしれませんが、デメリットが隠れている可能性もあるので実施は自己責任でお願いします(笑)
そう❗️ この前振りは、ケミチューンですね。
信じるか信じないかは、あなた次第❗️ってヤツ(笑)
これまでかなりの数のスカイアクティブディーゼルを救護してきました。
と言うのも、業者さんからの救助要請が多いんですよね。
スカイアクティブディーゼルが引き起こすエンジントラブルの場合は、煤や未燃焼ガスの残留物がコークスのように堆積するケースがほとんどです。
この場合、同時にノッキングも必ず起こっています。「ノッキング」と言うと、見るからにガックンガックンなっているイメージが強いかもしれませんが、本来はカリカリと言う音で気が付かない人がほとんどです。
私が呼ばれて初めにコイツを燃料タンクにぶち込みます
実物もちゃんと在庫しているのですが、この添加剤…
恐ろしく臭いんです❗️ 出来れば近づきたくありません(笑)
しかもこの臭い あらゆる容器や袋を貫通します。
明らかに、生物の粘膜を侵しそうな悪臭ですが、効果はスゴイんです。
この添加剤ですが、オベロン (旧モティーズ)時代にはディーゼル乗りの定番でした。
実際、教えてくれたのも中・大型ディーゼルのドライバーです。
エンストを繰り返したり、エンジンがかからないディーゼルにコイツを投入してしばし燃料を回してやると、呆気なくエンジンが好調になります。
燃料添加剤系では、ワコーズのF-1(フューエルワン)やAZのFCR-062などのPEA(ポリエーテルアミン)を主成分にしたものが有名ですね。ですが、個人的にはPEAをディーゼルに使用するのは少しリスクが伴います。
まず、分配型の旧型ディーゼルにF-1を使用するのはやめましょう。噴射ポンプの潤滑には基本的に軽油中の成分が寄与しており、F-1の成分はこの潤滑を妨げる(油膜が落とされる)事が多々あります。
さらに、ディーゼル車では定番のコークス状の堆積物にPEAが浸透すると、それまでパサパサ(柔らかくは無いが)した感じだったコークス状の汚れが、メチャクチャ硬くなる場合があります。
このコークス状の汚れですが、燃焼効率が改善され、安定した高温に晒されると減少する傾向にあります。
まぁ… 先に紹介したM654も主成分は不明なんですけどね❗️
M654ですが、燃焼効率と言うか、完全燃焼にとても近い状態にしてくれます。
加速が… 燃費が… エンジンフィールが… とかはあまり変化はありません。
しかし、排ガスが圧倒的にキレイなんですよね。入れる前はあんなに臭いのに…
エンジントラブルのクリーンディーゼル車が一発で元気になるのは逆にちょっと怖い気もしますが、旧オベロン時代から数えると非常に歴史のある添加剤で、トラブルは一度もありません。
※旧オベロンは現在のオベロンとは全く別の会社で、旧オベロンを引き継いでいるのはモティーズです。
ここからさらに個人的な領域なのですが…
コイツをエンジンオイルに時々混ぜるのがお客さんの間で流行っています❗️
元々は、輸入品であるNNL690(G)を個人的に使用していたのですが、現在は日本国内に入ってこないようなので代理店経由のGRP807を仕入れています。
この会社のsuper THIXO greaseは昔からうちの定番グリースですね。
※勝手にコピペ GRPさん問題あれば画像削除します
基本的にどのエンジンにも使用できるのですが、鉄粉の多いスカイアクティブディーゼルでは慣らしの際に大活躍です。
これを入れておくと、キャッチタンクは必要ないくらいスカイアクティブディーゼルと相性が良いように思います。
私は基本1%〜3%での使用を推奨しています。
宣伝みたいに聞こえるかもしれませんが、この添加剤で1円も儲けていません(笑)
気に入ったお客さんはAmazonで1Lを購入されてうちに持って来ます。そう❗️
添加剤はやっぱり「自己責任」なんですよ。なので誇張した表現は避けているつもりですが、GRPの添加剤は私の超お気に入りとだけ言っておきましょう(笑)
今日のまとめ
①モティーズのM654オススメ
歴史も実績もあって効果が高い
②GRPの807オススメ
調子はイイけど自己責任でね
と、こんな感じです❗️
GRPの添加剤は、タイミングチェーンが伸びやすいエンジンにもオススメです。
旧型MINIや日産系やトヨタ系コンパクト、NZやSZやAZなんかにも効果的ですし、VVTがガラガラ鳴る車両の予防にも効果があると思います。
うーん… ケミカルは楽しいなぁ