ちょっと気になる話2 | うつわ処七五郎の店長日記

うつわ処七五郎の店長日記

うつわ処七五郎の店長の角谷です。有田焼の焼き物の事や、とりとめもない日々の雑感を書いています。

昨日の続きです。

 

「最近ネットで販売しても、返品が相当多いようですね。」

 

ということだったのですが、そもそも返品率はどの程度が普通

なのか、調べてみました。といっても簡単にですが。

 

結果は日本においては非常に返品率は低いとのことでした。

欧米なら20%が当たり前のようですが、日本では2~3%程度

ということです。

 

日本人特有の「奥ゆかしさ」「謙譲の美徳」などで、わざわざ

送ってきたものを返すのは気の毒、許容の範囲ならもらって

おこうというのが実情でしょう。

 

その返品率がジワリと上昇傾向にあるようです。

 

ネットでの買い物が普通になり、ほとんど実店舗と変わらなくなり

つつあるのですが、ここがポイントでしょう。

 

普通に実店舗で買い物をしても100%気に入る買い物などまず

無理です。好み、予算などいろいろ考えて、ある程度妥協して

購入するのがほとんどでしょう。

 

普通の人が、ネットで普通に買い物をして、ある程度妥協すれば

問題ないのですが、そこを100%要求されれば返品ということにな

ります。まして、顔が見えないだけにハードルは低くなります。

 

気に入らなかったら、即、返品すればよいということです。

 

返品が当たり前。いやな世の中になりそうですね。

 

さらに続く。