ついに来たる1月17日!!

多摩葉隠れ歌人たちによる新春歌会始を開催いたしました!!

行われた催しは、初歌と雅号のお披露目
雅号の意味や初歌に込められた想いまで、それぞれがお話しました。



私の雅号は、鴇羽(ときは)。

雅号は、1/1に家族皆で考えました。

YouTubeをやっているショーゲンさんという方の動画で、アフリカの村の村長さんに教えてもらった抱きしめるように話す色のお話を聞きました。

「ショーゲンの話には、心がこもってない。抱きしめるように話さなきゃね」と、村長さんに言われ、「抱きしめるように話す色を見せてあげるね」と見せてもらったのは、やさしい夕日だったそうです。

あたたかなピンクにオレンジが混ざった色。

この話を共有し、父がこの色に近い色を和名で探してくれたのです。
みつけた色の名が、鴇羽色
これだ!と父母私で手を叩いてよろこびました。


抱きしめるように表現したい。
鳥のように羽ばたきたい。

ふたつの想いを鴇羽の名に乗せました。



初歌は、以前お話したものです。



金富士に 心を映す 水鏡
想い和となれ 龍翔凰舞(りゅうしょうおうぶ)





私達五名の歌人雅号をお披露目しました。
以下、皆の雅号!

凛行りんぎょう
(凛として行く。もうひとつの仕事が林に関わるため、林業、林を行く を掛けておられる)

桜奏おうそう
(本名が染井吉野に似ており、吉野の里は桜の名所であるため)

心音ここね
(誕生するとき心音から始まる。もうひとつは心の声を届けたいという意味を込めて)

栗鬼くっきー
(桜奏、栗鬼はいたずら大好きチップとデールコンビと呼ばれているため栗鼠と悪餓鬼の鬼と組み合わせた名なのだそう。キャッチー!笑)

鴇羽ときは
(朝焼けや夕焼けにみられるやさしい色。この色のように、抱きしめるように表現したい。そして、鳥のように羽ばたきたいという想い)





この多摩葉隠れ歌人たちは、どこで出会ったかというと、職場!

凛行先生が職場で暇すぎて短歌を詠み始めたのがきっかけで、私も楽しそうだと始め、やってみようよと皆に声掛けしていたら、短歌を愛する仲間が自然とできていました。

ああしようこうしようと、どんどん発展していって、あそびから文化がうまれていく過程を目撃したような。

こんなに面白く、こんなにハマるとは。 

でも、一人ではやっぱりこんなにハマれなかっただろうなと思います。

短歌を詠んで、返し歌をもらって、また返して。連歌を作って。
と、皆でやりとりがあるから面白いのです。


五七五七七といふ、限られた文字数だからこそ、伝えたい言葉を厳選しなくてはならない。
伝えたい想いが、ストレートに伝わってきます。


手の心の奥深くまで、感じられるようです。
自分の心の奥深くと向き合う時間でもあるのです。

ふしぎなもので、歌だと自分の素直な想いはみんな書きやすいようです!
 

最後に、坊主めくりをして、凛行先生の沁みる歌ご紹介コーナーがありました。


心からの言葉と笑顔に溢れ、なんとも素晴らしい一日となりました。


一緒にあそんで学べる仲間がいるって幸せだと歓びを噛み締めております。

ありがとう多摩歌人たちよ。

我らの絆。ふぉーえばー!



第二回、楽しみなのでござる…♪