ストリームラインのスピードは身長の二乗に比例する !
昨今のレースではスタート、及びターンの後の距離、
時間がスプリット構成の中で大きなウェートを占める
ようになってきた。そこで年末来、練習において各区分
の時間を測定してきたところ、ついにひとつの答えが得られた。
それはスタート、ターンの後のスピードは身長の二乗に
比例するということが解った。
例えば１７５ｃｍの選手は秒速３．０６ｍのスピードが
得られるのである。
そして泳ぎのストロークテンポ（1.2秒）のイメージで
水中動作に入るとスタートから4.8秒後から、ターンの
後は2.4秒後から泳ぎに入ることが重要になってくる。
従って１．７５の身長を持つ選手はスタート後12.3ｍから
泳ぎ始め、ターンの後は6.1ｍから泳ぎ始めるのである。
結論をいうと１５０ｃｍ以上の身長を持つ選手は５ｍを
通過する前に泳ぎ始めるとかえって遅くなるということである。