『逆境に育てられる』

真実信心のある人は、転悪成善【もしくは転悪成徳】の利益があると親鸞は教えられます。

光明に照らされて、因果の道理を深信させられますと、
「悪因苦果」「自因自果」で不幸や災難、逆境に見舞われて苦しむとすれば、それは己れの蒔いた種。
「仕方なや、蒔いた種なら、生えるもの」と懺悔させられます。

そして、転悪成善、煩悩即菩提で、
「逆境も、苦悩も業と、拝みつつ」
「逆境こそ、心の試練であり、
 不幸こそ、信念の試金石である」と喜べるのですね。

順境には感謝、逆境には懺悔。
「狂いなし、因果の道理、鮮やかなり」

「元旦や、この世の終わり、かも知れぬ、順逆共に、心してゆけ」

仏法って素晴らしいですね。


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