1週間・・・ | 輸入車販売と整備のアライズ

輸入車販売と整備のアライズ

本物の信用信頼の証!1930年(昭和5年)創業95年の老舗自動車販売会社をバックグランドに持ち輸入車をメインで販売と修理と車検をしております。
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あれから1週間が過ぎようとしています・・・


弊社や在庫車やお預かりしていた車、

そして私も無事でしたが連日TVで観る被害地域の状況や被害に遭われていた方々の事を考えると、とてもブログを書く気分にはなれませんでした。


地震後、数多くの募金活動や救援物資を送る方々を拝見しました。

善意でやられている方が沢山いる事はとても嬉しい事ですし良い事、だと思います。

もちろん、少しでも力になるなら助けたい、という気持ちで皆さんやられている事だと思います。

当たり前の事ですが、私も微力ですが募金をさせて頂きました。

ボランティア活動・募金・救援物資支援どれも大切な事です。


でも、この1週間で「少し矛盾している事ありませんか?」

と、声を大にして言いたい事があります。

「本当に被災地の方々を想うなら、買い溜めはするな!!」

です。

買い溜めをしている方々が、「募金しました!」「救援物資を提供しました!」

そんな事を言ってるのはどうなんですか?って私は思います。


スーパーやドラッグストアーに行くと、

トイレットペーパー・ボックスティッシュ・ウェットティッシュ・飲料水・乾電池を「大量に買う人たち」を多く見ました・・・

私は「今、必要な物だけ」を購入したかったのですが、

売切れで何も無い・・・

そんなに大量に買ってどうしたいのですか?

いざ、大地震が来たらそれ全てを持って逃げられますか?


ガソリンも同じです。

本当に必要な人にガソリンを!


あるTVインタビューで、

ガソリンスタンドに並んでいる主婦の方に

「なんで並んでいるのですか?」

と質問された回答が・・・

「私は普段あまり車に乗らないんですよ~、今はガソリンが半分以上入っているんですけど、皆さん並んでいるからガソリンを入れようかしら、と思って。」


このインタビューを観たとき、「ふざけるな!」と思わず言ってしまいました。


その都度、必要最低限の物だけを購入すれば必要な人が必要な時に購入できますし、

余剰になった商品や食料そしてガソリンを被災地の方々に送る事もできます。


まだまだ寒い日々が続いているのですから、少しでも被災された方々の気持ちを理解できるのなら、

無駄な買い溜め・無駄なガソリン補給はやめましょう!


経済もそうです。

経済が停滞したら、被害地域の復興にも影響しますし日本経済全体に被害が及びます。

私も普段のような気持ちにはなりにくいですが、

「今ある環境」「今おかれている立場」をしっかりと理解して仕事をしなければなりません。


来週から、私は普段どおりに入庫した車のご紹介やご納車させて頂いたお車お客様をご紹介させて頂きます。

被災地で頑張っておられる方々がいらっしゃるのは、重々承知しております。

でも、このまま暗い気持ちやネガティブな気持ちでいても明るい未来は来ません。

日本経済にとっても、被災地で頑張っている方々にとっても良くない事だと私は感じております・・・