詞「初時雨」 | 有沢祐輔の「空虚ノスタルジア」

有沢祐輔の「空虚ノスタルジア」

オリジナルの詩や小説を更新しているアマチュア作家のブログです。


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初時雨

街はひたすらに俯きが並ぶ

凍て付くような風は孤独への迷い路か

 

君の残り香さえ失われたアパートは軋みを増す

夕暮れを散らすのは雲じゃなく喪失の疼き

 

鐘凍る 

視界は残像を垣間見せて

触れられぬ絶望をこの指先に思い知る

 

いっそ記憶など燃え尽きてしまえばいい

冬枯れのベランダに君の影は映らない

 

俯きの並びはせめてもの慰め…だろうか

 

 

 

 

 

 

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