詞「君の声が今も木霊する街で」 | 「空虚ノスタルジア」

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オリジナルの詞や小説を更新しているアマチュア作家のブログです。





風に溶けそうな低くか細い君の声が今も木霊する街で
薄い雲の隙間に広がる紫の空を見上げてはふと立ち止まる

異国の地は果てしなくとも空は繋がっていて
君も僕を思い出す時があるのかな…なんて思う

手を振って別れた三条大橋を通る度
行き交う人波に紛れて泣きたくもなるけど

「サヨナラ」は始まりを告げる言葉
君が君の道を選んだように
僕も僕の道を歩いてかなきゃ

いつかまたどこかで会える日が来るなら
それは再び僕らの道が繋がる合図

君の声が今も木霊する街で
そっと微笑んだなら明日の橋を渡ろう







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