盆休みもクライマックスに差し掛かった、先週の土曜日。

猛烈に漫画、具体作を言えば金田一少年の事件簿を読みたい気持ちが込み上げてきて、娘を夫に任せ、近所のインターネットカフェまで自転車を爆走させ、思いっきり金田一の世界に浸ってきました。


わたしは行くのだ、と決意する前には葛藤もあってですね。

「数時間あれば天職部の動画も観れる····講座のまとめ作業もできる····夕飯も凝ったものを作れる」と、よく起こしがちな “どちらが有意義なのか” の観念に、心はかき回されていました。

「いやもうこの熱情は、叶えてあげなきゃ収まらないわ」と悟って出向いたわけで、3時間ほどの没頭ですごく満たされて「これ以上は疲れるし、楽しくもないだろうな」と分かったことも嬉しいことでした。


結婚してから、インターネットカフェに行ったのは初めてです。

24時間営業なのでまた早朝とか、時間を作って来れば良いんだとか、そこまで頻繁に来たいわけでもないんだな、とも今回気付いたりね。


その翌日に「僕たちこの休み期間、ろくに出掛けてない。職場の人に“◯◯◯へ行ってきた” って土産話ができないよ」と夫が訴えてきて、こちとら内心「話せなくてもいいじゃん、インドア誇れよ」と冷ややかになりつつも

「昨日、わたしの気持ちを満たすための手助けをしてくれたわけだし、そうだな付き合うか!」と、バスで有馬温泉まで観光へ行ったわけです。結果、彼の気持ちも充分に満たされた模様。


帰りのバス車内、前方に座った夫と娘の姿を眺めながら、自分以外の家族の満たされ具合にも気を回さねばな、と、しみじみ感じていました。そこに豊かさが、限りなく忍ばれている気がしてならないから。

1人の時間はいつだって欲しい。けれど、自分の為だけに自分の時間を割き続けること、それは家庭人(この言い方嫌いじゃないんだ)になったわたしには、少し虚しいことに思える。

“まず自分を満たす” と “周りの人達の幸福に手を貸す”は、両立可能だもんなぁ····。


明日はわたしにとって、少し非日常で特別な日。

「2024年の8月23日、なにしてた?」と聞かれたら、直ぐに思い出せるはずの出来事を体験するはずです。


カードとどいた。キュンだわ🫰🏻きゅん🧂🍅🧅