『人の話は聞くな!アドバイスは無視しろ!』という話 | 心の法則研究家 内山和久のブログ

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自分の使命を見つけ、人に嫌われても、人から信頼されてイキイキ生きる


こんにちは、内山です。


今回のテーマは

『人の話は聞くな!アドバイスは無視しろ!』


です。

今回の話の土台となる本があるので
まず紹介させてください。


それはスペインの哲学者
ホセ・オルテガ・イ・ガセットの

『大衆の反逆』


です。

画像
 

この本が書かれたのは
1929年なんですが、


実は『1929年』というのが
かなり重要なポイントなんですね。



なぜなら、時代背景的に産業革命が進行して
農業社会から工業社会へ
大規模な移行が進んでいる時代だからです。



農業社会では、ほとんどの国民は
農業をして暮らしていました。



そして産業革命が起こり都市化が進み
今でいう『会社員』のような人たちが
どんどん増えてきている時代なんです。




つまり大きな時代の転換期だったわけですね。



著者のオルテガによると
この頃から『大衆』と呼ばれる人が
大量に生まれたと主張しています。



オルテガがいう大衆とは

自分の意見や価値観を形成せず、
周囲の意見や流行に従って行動する人たちのこと。


そして深い知識や教養を求めず
表面的な情報や娯楽に満足して生きる人たちです。




この定義を読むと

「あれ?私のことかもしれない?」

と不安に感じる人もいるかもしれません。



でも、大丈夫です!



大衆と呼ばれる人は
こんなマニアックなブログを読みません(笑)



どちらかと言えば

変化を恐れ、現状に満足して
向上心もなく本も読まず
テレビで言っていることを鵜呑みにしている
お年寄り世代に近いです。



1929年のスペインには
こうした大衆が大量に生み出され
この先の未来が心配だ!


とオルテガは嘆いています。



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常に大衆は間違っている
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今回の記事で
ぜひ参考にして欲しいことがあります。



それは、

『人の話は聞くな!』

『アドバイスは無視しろ!』




ズバリ!これ。



あえて強い言葉で書きましたが、
これには理由があります。



もしあなたが新しい人生のチャレンジを考えて
ご両親や職場の上司にアドバイスを求めたらどうなります?


ほとんどの場合、


『そんなバカなことはやめておけ!』


『どうせお前には無理だ!』


と言われるでしょう。



もちろん、賛成されることも稀にありますが、
大抵の場合は反対される筈です。



例えば、俺の場合、JR西日本という会社から
テレビ制作会社に転職すると両親に伝えた時も
猛反対されました。



職場の同僚や上司からも

「お前にできるはずがない!」

とバカにされました。



テレビディレクターから
起業する!と言った時も


当時の会社の上司や先輩から

「お前にできるはずがないだろ?」

とバカにされました。




当時はすごく悲しかったですが、
今回のオススメ著書である
「大衆の反逆」を読んで理解しました。


オルテガはズバリこう主張しています。

大衆は常に間違っている!



と。


オルテガによれば
大衆は常に流行や多数派の意見に従う傾向があり
独自の意見や価値観がない。


深い洞察力もなく
現状維持の固執があるため
常に誤った判断を下しやすい。



なので、あなたが新しいチャレンジをしようと思った時は、


その道の先輩から
アドバイスをもらうことをおすすめします。



例えば、俺の場合、

テレビ業界への転職を相談した人は

父親は1つの会社で勤め上げた人であり
当時の上司や同僚も同じ。


1度も転職をしたことがない人に
転職の相談をしていました。



次の起業の相談は

起業したことがない
上司や先輩に起業の相談していました。



これがそもそもの間違いなんです。


これは離婚したことがない人に
離婚の相談をしたらやめておけ!
と言われるのと同じ。



経験したことがない人たちの
アドバイスを真に受けてはダメなんです。
 

アドバイスを求めるのは
その道の先輩がおすすめ。




とても親身に話を聞いてくれ
適切なアドバイスをもらえるでしょう。



ちなみに、俺の場合、
出版社を作ろうと思った時は
すでに出版社を経営している
サイゾーの揖斐社長にアドバイスをもらいました。


そしてもちろん揖斐さんは
大衆じゃありません。
 

俺たちがアドバイスを求めるのは
大衆以外の人たちなんです。




大衆と思わしき人の
意見やアドバイスはガン無視してください。
 

たとえ、それが親であったとしてもです。





今回のおすすめ著書は1929年の
大きな時代の転換点に書かれた本ですが


現在、2024年も大きな時代の転換期にあります。


AI時代へのシフトですね。


同じ時代の転換期だからこそ
参考になる部分が沢山あると思います。


ぜひこの機会に読んでみてください。




オルテガ「大衆の反逆」

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もちろん、アフィリエイトリンクではないのでご安心を(笑)



最後まで読んでくださってありがとうございました。


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