谷川俊太郎さんの絵本の中で
私が1番開く写真絵本です。
「月 人 石」
乾 千恵 書
谷川俊太郎 文
川島敏生 写真
福音館書店
2003.1.1初版
見開き左に 乾千恵さんの書
見開き右に 川島敏生さんの写真と谷川俊太郎さんのことば
最初のページは
扉・・・こころのとびらをあけてごらん
(もうここで、私の心 鷲掴み!)
そして
猫
風
音
馬
・
・
・
・
・
・
最後に
人
どのページもどのページも、実に力強いダイナミックな書と、書にピッタリの写真とことばが一つのコラボ作品となって胸をうち、一ページ開くごとに、ゆっくり眺めて時間をかけて感じてから、次のページをめくります。
その時その時で、特に心に響くページを開いて、日々目にとまるところに飾ったりします。
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【 絵本の内容紹介より 】
この絵本は字を覚える絵本ではなく、字を感じ楽しむ絵本です。筆で書かれた「書」のもつ生命力が、写真と言葉とともに、生き生きと感じられます。「これは書が、文字というものの持つ精神性や造形力を見る者に感じさせるとともに、筆をとる人の内面の思いやイメージまでも伝える力を持っていることを、改めて感じさせてくれる貴重な絵本です。」(松居直)子どもたちは字と遊び、大人は改めて字の持つ力に気づかされる、ユニークな絵本!
私が一番開く 谷川俊太郎さんの詩集です。