父が10月に亡くなりました。行年79歳。

 

ようやく落ち着いたのと

私自身の記録に

少しずつアップしていきます。

 

究極のまなゆいができたかなーーと。

 

 

9月26日。

電話のベル。

 

「?」と思ってみると、父と同居している弟からだった。

 

姉ちゃん。

お父さんが5日前に入院したーーーー。

 

末期の肺がんだってーーーー。

いつどうなるかは何とも言えないけど、

もう自宅には帰れないんじゃないかな。

 

実は春頃、肺がんだってなんとなく分かっていたんだけど、

心配するだろうから今の今まで言えなくてさ・・

 

でも、もう隠せないから、言うことにしたんだ・・・。

 

 

頭が真っ白

 

 

もうお父さんと喧嘩している場合じゃないよ。

お父さんももう気にしてないと思う。

 

時間がつくれたら会いに来てやってーー。

 

うん・・・。

 

 

電話を切ってしばらく呆然。

 

 

来るべきときが来たか。

 

来るべきときが来た自分を・・・・受け入れ認めゆるし愛しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

入院の1ヵ月前。

8月の末に母の命日だったので帰省した時のこと。

お父さんのイライラがひどくて、1時間もいられなかったことがあったんです。

 

家の庭を見ろ!!というのでみてみると、

あんなに大切にしていた庭の木が全部切り倒されている。

 

1つ残らずバッサリと。

 

お母さんと1つ1つ植えていった庭の木々。

1ヵ月に1つ、家のどこかでお花が咲くといいねと言って植えていたのに。

あんなに大切にしていたお庭だったのに。

 

父は

「もう、死に支度はできました!」

と拗ねている。

 

憎まれ口か何か言ってやろうかと思ったけど、

ギュッと手を握りしめてスルーするのがやっと。

 

不甲斐ない娘でごめんなさいねーー。

 

と嫌みっぽくいうのが精一杯だった。

 

 

 

 

あれは、

憎まれ口じゃなくて

本当だったんだ。

 

病気に必死で耐えていただけだったんだ。

 

さみしかったろうなーー。

 

もっと優しくしてあげればよかったのにな。

私って、バカだねー。

 

ホント、言った通り不甲斐ない娘です。

 

 

 

 

どうしたらいい?と思っている自分を・・・・受け入れ認めゆるし愛しています。

後悔したくないなと思った自分を・・・・・・受け入れ認めゆるし愛しています。

 

翌日、子ども達も学校を休ませて

お父さんに会いに行こうと決めたのでした。

 

 

つづく☆