いっちゃんええやつ頂戴 | 影響力で人の心を動かす3つの実践心理学

影響力で人の心を動かす3つの実践心理学

魔法のようなコミュニケーション術

相手とのラポールを取るための方法として、

・ミラーリング
・ペイシング
・バックトラッキング
・リーディング

などの方法がありますが、
中でもいっちゃんええやつ
つまり一番強くラポールをとる方法があります。


私の友人の話です。

友人は自分の成長のために、
ある講座を受講しに通っていました。

そこで出会った人(Aさん)と過去の自分の状態と、
かなり似ていたため、親近感を感じていました。

ある日、友人はそのことをAさんに話したところ、
Aさんも同様のことを思っていたそうです。

そして、話をするうちに、
他にも共通点があることがどんどんわかりました。

・方向音痴
・元々が左利き
・辛いのが苦手
・猫舌
・指先も熱いものが苦手
・トマト好き

結果として、
友人は以前よりもAさんに好感を抱き、
さらに仲良くなったそうです。

このように、
人は7つ以上の共通点を相手に見つけると、
その人のことが好きになるそうです。


その理由としては、共通点が見つかるほど、
その人に対して
自分と同じ=わかり合えるという
「つながり」の感情を抱き、
また、似ている事で「安心感」を得られます。

これは、アンソニー・ロビンズが言う
人間が持っている6つの感情のニーズのうち、
愛・つながり」「安定感」の2つを満たすことに
なるため、相手に好感を持つという事になります。


あなたも、相手とラポールを取りたいなと思った時、
この「いっちゃんええやつ」である
相手との共通点探しをしてみてはいかがでしょうか。


相手とのコミュニケーションにおいて、
共通点を見つけることは、
恋愛において人を好きになるメカニズムにも
繋がります。

共通点を見つけ、好感を持った後で、
あるものを見つけると人は恋に落ちます。
そのあるものによって、
6つの感情のニーズのうちのある1つが
満たされるからです。

6つの感情のニーズについて知ると、
自分自身を知ったり、相手を知ったりと、
コミュニケーションで大事な部分に
活用できることが多いのです。

少しずつご紹介していきますので、
楽しみにしていて下さいね。