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利用者様の、トラブルがありました。
簡単に言うと、お喋りの利用者様に対して別の方が「うるさい」と言った。
お喋りが魅力の利用者様でもあり、でも実際にナイーブな方なので傷ついてしまい、泣いてしまわれた。
「今日はもう帰る。タクシー呼んで。」
送迎車で送ると言っても、
「そんな私のわがままなのに、車出してもらうわけにはいかない」と拒まれる。
私は、送るというよりは、まずは二人だけで話ができる状況にしたいので、
「とりあえず移動しましょう」ということで、何とか車に乗せることができました。
かなり興奮気味だったので、とにかく落ち着かせることが先決かと。
車に乗り込み、ご自宅の方まで走らせ、
「どうせならちょっと散歩しない？」と、近くの大きな公園に寄って紅葉とカモを見て、色々お喋りをする。
そのトラブルの話は一切せずに、お喋りしながら車を走らせていると、
「アリエスに戻りたいなぁ・・・・」
私としては選択がドンピシャ大正解のファインプレーでした。
時間と傾聴のみで、説得は一切せずに連れ戻せました。
施設に入る前に「なんだか恥ずかしいな・・・」と、可愛い一面(笑)
ちょっとリハビリの一環で外出、屋外歩行をしたってことにして、何食わぬ顔で戻りました。
女心と秋の空・・・・なんて言っては失礼ですが、ちょっと時間をおけば変わることもあるものですね。
その場で決めることがすべてではなく、時間をおいて様子を見ることも必要ですね。人間だもの。
冒頭の画像は、秋の空とは全く関係ありません(笑)
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
是非、またお立ち寄り下さい。
お身体に十分ご自愛頂き、元気にお過ごし下さい。