こんにちは…!
あのボブ・ディランさんが今年のノーベル文学賞に選ばれましたね。
この話題がまるで熱気のように、まだ日本中を飛んで廻っています…
それだけボブ・ディランファンというより、彼が代表するようなフォーク・ソングの世代…というか僕たち世代がいるということなんでしょうね…心強い限りです…!
彼の出現は僕たち世代には、衝撃的でした!
その後の彼に続くフォーク・ソングのブームがあり、学生のキャンバス出身のキングストン・トリオ、ブラザース・フォア、PPMことピーター・ポール&マリー、それからジョーン・バエズやドン・マクリーン、ジャニス・イアンや、ポール・サイモン、ジム・クローチ、…もちろんウディ・ガースリーやピート・シガー、など氏の系譜を聞きまくりました!
もちろんこれをきっかけに、日本でも大ブーム!
吉田拓郎、高石ともや、あがた森魚(お元気ですか?)からRCサクセションまで…
例のUSAフォー・アフリカの曲ではハリー・ベラフォンテと一緒に彼も顔を見せていましたが、嗄れ声で曲の一節を歌っていたのが印象的でした…!
その後は彼の名前に夢中になるような生活から離れてれてしまったんですが、それでも戦争や政府へのプロテストを心に残した、僕たちはいつだって彼の名前と一緒にありました…
今回の受賞が文学賞だというのに少し戸惑いがあるのも事実です!
なぜなら僕は彼の言葉をそんなに知らないからです…彼の訳詞がとても難しいというのは当時から言われて来ましたから…そう、彼を僕は彼を「音楽」として認識していたからです…ず〜っと以前から…
だから、さる新聞の「吟遊詩人」と言う冠詞がとてもピッタリのように思えるんです!…今さらながらのノーベル文学賞…過去にも著名な受賞はありました…ピューリツアー賞やグラミーにアカデミー賞などなど…でも今になって文学賞!
その新聞はまたこうも言います…
「作者が人気をさがしていたのではなく、文学賞が人気をさがしていたのでは?」
世界中の「ハルキスト」が求めていた文学賞は、今年も終わってしまいました。
オバマ大統領といい前回のM・ユスフザイ氏といい、今回の平和賞の行方でノーベル委員会は世界平和への希望を探しつづけているようです…
村上春樹氏にはまだこれに応えるような、世界的な視点や歴史観がまだ掛けていると考えているかのもしれません…
ボブ・ディラン氏のことです、あのW・アレン氏のようにアカデミー授賞式を平然とボイコットするのでしょうか?…それはそれで氏らしくて面白いのですが…
でもせっかくのノーベル賞の権威に敬意を払っても欲しいと願うのは…
僕が年取ったからなのかなぁ…!