マヤ・スピリチュアルツアー報告の続きです。
🟡2月9日(4日め)
チチェンイッツア・マヤランドホテルで放し飼いになっているクジャクの『フランシスコ』ともお別れの時がやって来ました。
朝食の時、カヨちゃんがニコラスと言うので、「ニコラスって誰?フランシスコなら知ってるけど。。」と言ったら、昨日から『フランシスコ』の事をなぜかふたりして『ニコラス』と呼んでいたらしい。
皆んなで爆笑!
ニコラス、さよなら〜またね!
マヤ遺跡の重要な部分を認識し、私たち7名はチチェンイッツアを離れ、2時間半をかけてメキシコでとても有名なセノーテ「ドス・オホス」に向かいました。
しっかり、服の下に水着を着込んで。
『ドス・オホス』とは、スペイン語で「2つの目」という意味で、ここには名前のように2つのセノーテがあるのです。
大河のないユカタン半島では、セノーテを水源にして古代マヤ文明が栄えたのでした。
雨水が時をかけて石灰岩を溶かすことにより、地下に大きな洞窟群が形成され、石灰層でろ過された雨水は真水となって地下に溜まっていきます。
「セノーテ」は、雨の神・チャックが宿る聖なる泉として、マヤ時代から信仰されており、洞窟とセノーテは、「神が住む異界への入り口」とされて来たのでした。
ライフジャケットを身につけ、まずはひとつ目のセノーテ(West Eye)に入ります。
水がとっても冷たかったのですが、入ってしまえば何でもなくなります。
澄んだ水が美しく、神聖な場所のせいか、なんだかすごく氣持ちいい〜!
だけど、もう一方のセノーテ
(East Eye)の方がさらに広くていいとの事で、すぐに移動しました。
うわっ、ホントにキレイ!!
無数の
鍾乳石が、面白い形を作っています⬇︎
やっちゃんとモコちゃん⬇︎
メキシコのユカタン半島には、推定7000ものセノーテがあると言われていますが、そのなかでも「ドスオホスのセノーテ」は、No.1と言われているそうです。
それが、今回よく分かりました。
セノーテの水は、自然の中で数千年もかけて濾過されているので、不純物が取り除かれて微生物も存在しないらしく、ハンパない透明度です!
その透明度は100mを超えるとも言われています。
そして、ここ「ドスオホス」は、最も美しい光のカーテンが見られるセノーテの一つとしても有名なのです!
マジか!やばい!
セノーテに降り注ぐ太陽光のシャワーは、「光のカーテン」「水中のオーロラ」とも呼ばれています。
神秘の泉セノーテで、まさに「異界への入り口」のような幻想的な光景を、氣持ちのよい浮力感と共に味わう事が出来ました。
こんな体験初めて!美しすぎる!
こんなに
水中を撮るのが楽しいなんてこと、今までありませんでした。
主催のトビーさんでした。
トビーさんとツアー仲間たち⬇︎
トビーさん、怪しい動きをしていると思ったら、どうやら私の水中での姿を撮ろうとしていたようです。
トビーさん、せっかくインスタントの水中カメラ持って来たのに、光量不足だったみたいで、現像したら真っ暗闇で盗撮姿が全く撮れていなかったそうです。
残念でした〜(笑)
やっぱ、スマホにカバーつけて撮るのが一番楽ですね!
どや、この透明度!!
午後になると、光はほとんど差し込まなくなるそうなので、綺麗な光のカーテンが見たいならば、午前中に行くのがおススメです。
お魚も、簡単に見つけられます⬇︎
日本人にとって
セノーテと言えば、ここよりも
「グランセノーテ」の方が有名らしいですが、
日本のメディアが取り上げすぎたことによりグランセノーテは常に日本人だらけだそうです。
「グランセノーテ」は、ハイシーズンには日本人が押し寄せ、まさに市民プールのような状態になってしまうんだとか。
グランセノーテ⬇︎(画像はお借りしました)
なので、「グランセノーテ」は人が多くて水も時間の経過と共に、段々と濁ってしまうそうです。
昨年訪れた最初のセノーテ「X'bantunセノーテ」がまさにそうでした。
昨年訪れた「X'bantunセノーテ」⬇︎
今回の「X'bantun セノーテ」⬇︎
「ドスオホスのセノーテ」は、「グランセノーテ」の4倍の広さがあって水が濁りにくいので、人がいない早朝に行かなくても、いつ訪れても大丈夫だそうです。
古代のマヤの人々が、「神聖なる泉」「異界への入り口」として大切にして来たセノーテを、現代人が穢してしまわないように、敬意を持ってセノーテに入りたいものです。
私たちは、朝から日焼け止めも塗らず、すっぴんで行きましたよ。セノーテを汚さないように。
だけど、本当に「ドスオホスのセノーテ」は最高でした。
あの幸せな体験をもう一度したいです。
なんか、神さまに包まれているような感じ?
古代マヤの人々が、神聖な泉として崇めて来た氣持ちが少し理解出来たような氣がしました。
次回は、トゥルム遺跡です。
つづく。。