🟡2月8日
●第4チャクラ(ハートチャクラ)チチェンイッツア遺跡
朝食の前に、ホテルで放し飼いになっている孔雀の「フランシスコ」に逢いに行きました。昨年と同じ場所にいました。
夜にライトアップされていた巨木は。。
とても小さなセノーテで、見落としてしまいそうな場所にあります。
けれども、ここは非常に重要な泉で、ククルカン神殿を挟んだ反対側にもう一つのセノーテがあり、ふたつのセノーテは直線で繋がっているのです。
途中にあるククルカン神殿や、お土産物店には目もくれずに。。ひたすら地下水脈だけに意識を向けながら歩きました。
1000年前に建てられた「ククルカン神殿」の真下に、川が流れるほどの巨大なセノーテがあるという事はほとんど知られていません。
●目に見えているもの⇨沢山の露店
●目には見えないもの⇨地下水脈
目に見えるものに惑わされてはいけない。。
私たちは、すでに多くの人が忘れてしまっている地下水脈のエネルギーを意識しながら、露店の呼び込みという誘惑に負けないで、黙々と歩きました。
私は、2回目なので楽勝でした。
マヤ遺跡と言えば、春分・秋分の日にククルカン(神)が降臨するというピラミッド・エルカスティージョ(ククルカン神殿)があまりにも有名ですが、実は、この隠れた地下水脈の方もかなり重要だという事実をほとんどの方が知らないのです。
今でこそ、濁って澱んでしまっているセノーテですが、当時はさぞかし澄んで神々しさを放っていた事でしょう。
このふたつのセノーテの他に、東に「カンフユムの泉」、西に「オルトゥンの泉」があるそうですが、おそらく現在は、4つの泉の流れが止まっているように思います。
4つのセノーテの中心に、5つ目のセノーテがあり、その上に「エルカスティージョ」が乗っているのです。
セノーテ上部の石灰岩の天井が崩れてしまえば、神殿もろとも崩壊してしまうのではないかと研究者たちが懸念しているほどに。
なぜ、セノーテの上に、ピラミッドが築かれたのかを調査した結果、セノーテではかつて、ある儀式が行われていた可能性が浮かび上がって来たのです。
それは、「生命の樹」というマヤの宇宙観と繋がっていました。
そう、マヤ文明の遺跡「チチェンイッツァのピラミッド」は、この四方に枝をのばす「生命の樹・セイバーの樹」を象徴していたのです。
太陽の塔の「生命の樹」⬇︎
さらに、トビーさんのツアーのすごい所は、今回、「マヤの儀式が行われていた秘密の洞窟」にも行けてしまった事です。
その内容については、後日またご報告します。
つまり、マヤ文明の偉大なる母なる木、「世界樹・生命の樹」はすべてのものの中心であり、宇宙を流れる生命エネルギーは、「世界樹」を軸として巡っているのです。
エジプトの大ピラミッドも、チチェンイッツアのピラミッドも、宇宙のエネルギーを循環させるために古代の人々は建造していたように思います。
さて、前回訪れた時に、セノーテの上を飛ぶ謎の飛行体のことが氣になっておりました。
セノーテの上を、鳥か虫のようなものが、高速で飛び交っていたのです。
今回、その正体はどうやら虫であると確信しました。
しかし、今回も動画を撮ってみると、スカイフィッシュのようなものも飛んでいるのです⬇︎
何でしょね?これは。。
とにかく、このセノーテを元のように澄んだきれいな泉に戻せば、もっと宇宙エネルギーが循環していくのではないかと思わずにはいられません。
ピラミッドの地下の何処かで、流れが堰き止められているのだと思います。
以前は、こんな風に美しいセノーテだったはず。。⬇︎
謎多きセノーテですが、私たちは再び露店の道を通って、ピラミッドの方へ戻りました。
続く。。