私も驚きました。
週刊朝日より
田原総一朗が驚いた「アメリカは原発に興味がない」
ジャーナリストの田原総一朗氏は、ニューヨークを訪ね、アメリカの原発政策について話を聞いた。
すると、日本人にとっては衝撃的な事実が明らかになった。
* * *
アメリカの原発政策はどうなるのか、と問うた。相手はエネルギー専門の人物である。
「アメリカの企業は、実は原発にはほとんど興味がない。原発を今後造ることはないですよ」
こともなげに、そう答えた。そこで、福島原発の事故で原発の怖さを感じたからか、と開いた。
「そんなことで騒いでいるのは日本だけ。関係ない。実はシェールガスとシェールオイルを合わせた埋蔵量は、確実に百数十年分はある。
それに安い。高くて、問題になりがちな原発の時代は終わりです。
ロシアや中国のように造りたい国に、無理にやめよとは言いませんがね」
衝撃的な話であった。
私は帰国して、何人ものエネルギー専門家に確かめてみた。
専門家たちの間では、そのことが話題になりつつあるということであった。
日本での原発とエネルギー問題の扱われ方は、どうも的を外しているのではないかという気がする。
※週刊朝日 2012年8月3日号
<転載終わり>
悲惨な原発事故を体験したと言うのに、未だ原発にしがみついている日本は、アメリカから見たらおかしな国だと思われているのでしょうね。
シェールガスの抽出方法には問題があるとしても、原発の危険性に比べたらはるかにましです。
もっと安全なエネルギーが出てくるまでのツナギとして使っていけばいいのです。
日本は、世界一高い天然ガスを買っています。
もし、アメリカと安くシェールガスの契約を取れたなら、アメリカのようにやっていけるでしょうか?
シェールガスを輸入するには、TPPの加入をちらつかせられるかも知れないですね。
それは困りますが。
原発のおいしい利権にどっぷりの日本の人々は、シェールガスが入ってきても、それでも原発を手放さないでしょうか。
何でもかんでもアメリカに右ならえの日本なのですから、この部分も是非真似て、原発に興味をなくして欲しいと思います。