原発再稼働 全国の首長さんのご意見を聞きたい | misaのブログ

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毎日新聞より

浜岡原発の再稼働について、半径150キロ圏内の8都県の知事の間で慎重論が大勢を占めていることが毎日新聞のアンケートで分かった。

東京都を除く7知事が、再稼働には「周辺自治体の合意」などの課題があると指摘した。

アンケートは全面停止から1年を前に今月上旬実施。

東京、静岡、三重など浜岡原発の約150キロ圏内の各知事に、再稼働への意見や政府の対応への評価などを聞いた。

浜岡原発再稼働に関する8知事のコメント

川勝知事(静 岡)「運転再開についての工程表の提示や、停止に伴う地元経済への影響に対する適切な対応などがされていない。原発の工学的安全性と、発電コストなどの経済合理性の検証を独自に行うこととしており、当面、運転再開を認めない。」

黒岩知事(神奈川)「活断層の上に立地する点も考慮し、十分な安全性がない限り再稼働は難しい。」

横内知事(山 梨)「津波だけでなく、地震なども含めた安全基準の見直しと地元の理解が必要。地元とも協議し、稼働できる原発についてはできるだけ早く再稼働を進めてもらいたい。」

阿部知事(長 野)「明確なビジョンを早急に提示し、事故の影響を受ける恐れのある自治体の合意を得るべきだ。現時点で判断できない。」

大村知事(愛 知)「原発依存低減という方向性はあるが、そこに至るプロセスやエネルギー需給の将来像が示されていない。国と中部電力が地元住民や関係自治体などに十分説明し、理解を得た上で議論すべき。」

古田知事(岐 阜)「津波の影響調査など万全の対策と、国民への丁寧な説明がなされることが大前提。」

鈴木知事(三 重)「原発の安全性と必要性の説明が不十分。極めて慎重に判断されるべきだ。」

石原知事(東 京)「肝心なことは、どの程度の経済成長を望み、いかなるエネルギーをどれだけ確保するかという国家の基本戦略を構築すること。原発が必要であれば、国が責任をもって適切に運営していくべきだ。」

読売新聞より

原発立地自治体、6首長が再稼動に前向き

全国すべての原子力発電所の稼働停止を踏まえ、読売新聞が立地自治体の知事・市町村長34人にアンケートした結果、政府が示した「安全性に関する判断基準(安全基準)」を満たした場合、6人が再稼働を前向きに考えていることがわかった。

否定的なのは5人で、7割近い23人は是非を明確にしなかった。

多くは、再稼働の論議が本格化している関西電力大飯原発3、4号機を巡る国や地元の対応などをみて判断する。

アンケートは今月、原発が立地する全国13道県と21市町村の首長34人に対し行い、全員から回答を得た。

「早期に認めたい」

北海道泊村(北海道電力泊原発)
新潟県刈羽村(東京電力柏崎刈羽原発)
福井県美浜町(関西電力美浜原発)

「認める方向で検討したい」

福井県おおい町(関電大飯原発)
福井県高浜町(関電高浜原発)
佐賀県玄海町(九州電力玄海原発)

<転載終わり>

原発立地自治体となると、やはり交付金が絡んできますので、安全や市民の命よりもお金や町の繁栄・雇用を重視して考える方は再稼働に賛成となります。

日本の将来を担っている首長さんたちは、原発についてどのようにお考えかを全員からご意見をお聞きしたいですね。

原発問題を語らせると、お金と命、どちらに重きを置いている方かがすぐに分かります。

極端な例で言うと、「国の為に戦争に行けと言う方」か、「政府に逆らってでも若者を戦争に狩り出す事はしない方」かが分かると思います。

今、原発をなくす為に動いている方は、未来の子供たちが安心して暮らせる国を残そうと、命が輝けるような国にしようと必死になっている方たちだと思います。

国の経済成長がそんなに大事ですか?

ちなみにこの方の妄想をお読み下さい。

http://www.nikkansports.com/m/general/news/p-gn-tp3-20120512-949607_m.html

石原氏原発プラン再び「東京湾でも」

東京都の石原慎太郎知事(79)が11日、東京湾岸での原発建設プランをあらためて打ち出した。

原発是非の住民投票を求める32万人余りの署名が東京都に提出されたことを受け、持論を展開。

福島第1原発事故は津波が原因で起きたことに触れ「私は原発を山の上に造った方がいいと思う。極端に言えば、東京湾でもできる。

鋸山(のこぎりやま、千葉県)の上だったら、空き地はたくさんある。あそこに造れば、津波は届かない」と話した。

千葉県富津市と鋸南(きょなん)町の境には、鋸山という標高329メートルの山がある。

東京湾から1キロ余りと近く、海から冷却水を取れる。

今年3月14日の都議会予算委員会でこのプランを明かし、地元は反発。

「1つの文明論として言っただけ。何の釈明もしない」と話していた。

住民投票を求める署名が大量に集まったことには「議会で議論すればいい」と語った。

東京都による尖閣諸島(沖縄県石垣市)の購入計画をめぐり、石原知事は、石垣市の中山義隆市長が都側に提案した共同購入について「私から断る。一元化しないと混乱する」と、購入までは都単独で進める考えを示した。

一般からの寄付金の振り込みが、11日正午までに約4億7000万円に上ったことも明かした。

<転載終わり>

あくまでも石原氏の妄想ですから、まともに受け取る価値はありません。

こんなに原発がお好きなら、都庁の地下にでもどうぞといった感じです。

ついでに核兵器もお好きのようですので、核ミサイルを抱き枕にでもしたらいかがでしょう。

東京都民がひたすら集めた署名も、人々の気持ちも、何とも思っていない方が首都のトップである事が悲しいです。