【出産話8】ピッ、ぴっ… | Moose Nose ~スウェーデンから日本へ~

Moose Nose ~スウェーデンから日本へ~

8年のスウェーデン生活を終え、家族で日本に引っ越して来ました。

お腹にベルトのようなものを巻かれ、

赤ちゃんにもコードをつけると、

心電図がピッピッという音を鳴らし始めた。

♥マークが赤ちゃんの心拍。

二つあるグラフの、下の波(青い色のところ)が陣痛の波を表している。

陣痛が来ると線は上がって行き、おさまってくると同時に下がって行く。

面白いほどわかりやすい波である。

 

心電計はベッドの横にあって、すこし横を向いて見上げると、このグラフが見える。

線があがってくると、

陣痛が来る!!

とわかるので、覚悟はできるのだが、

またあの痛さに耐えなければいけないのか…、という絶望にも似た気持ちも同時に来るのであった。

 

 

 

 

 

母ちゃんも一緒に踊るんか~い!!なんでやねん!なんでやねん

 

続く。

===============

 

陣痛中はとにかく痛くて、

落ち着け、自分!大きく息を吸って~、吐いて~~~~~~!!

と痛みと、そして自分自身と闘っていました。

痛みがおさまるとしばしの休息タイム、なのですが、
陣痛と闘った疲れでヘトヘト…。

ぐったりと寝そべっている私。
心電計の音が鳴り響く部屋。
そんな中、聞きなれた音(声)が。
見ると、ボーが「ぴっ、ぴっ」と言いながら、心電計の音に合わせて腰を振って踊っていました。

こいつ、何してんの?ガーン全然笑えねーわ…

 

そう冷めた目でボーを見てると、

隣に座っていた母がスッと立ち上がり、

ボーと一緒に踊り始めたという…。

苦しんでいる私とは対照的に、それはそれはとっても楽しそうなお2人でありましたとさふっフッ

 

================

 

ちなみに、しばらくしてから、私は心電図を見るのをやめました。

陣痛が来るのがすぐにわかるのですが、

波が上がると、またあの痛みが来るのか…と気持ちが滅入ってしまうのでorzがーん

心電図を見なくても痛いものは痛いのですが、

来たらもう、痛い以外は何も考えられないので、

逆に、これから陣痛が来る!ってわからない方のが、私の場合は良かったですね。

幸い心電図も見上げないと見えない場所にあったので、

ただひたすら痛みに耐え続け、陣痛が終わったら休むことに集中できましたグッド

 

===============

 

明日はクリスマスイブですね。

ボーはルンルンわーい、私はドンヨリガーン

サムを連れて初めて義実家に泊まります。

サムにとっても家以外で寝るのは明日が初!

果たして、すんなり寝てくれるだろうか…。

昼から親戚周り、そして16時ごろにパーティー開始。

スウェ語尽くしのバタバタの1日になりそうですチーン

でも、初めての親子3人でのクリスマスなので、どうせなら楽しまないとね!

サムがどんな反応をするのかが一番の楽しみです笑ハート

初めてのクリスマス、初めてのトムテ(サンタ)わしぢゃよサンタ

きっと泣いちゃうだろうな~ぬけさく

 

ではでは皆さん、楽しいクリスマスをツリーサンタキラキラ