1. スーパーフードってなんじゃい
スーパーフード学術機構理事長の山口でーす。新型コロナで世界はひっくり返るような大騒ぎですが、そんな中でも、コロナに強い体質があるんじゃないかということが注目されています。キーワードは自然免疫です。自然免疫の強化、やっぱり食生活が一番大切。そこでスーパーフードが大注目です。「スーパーフードってなんじゃい、フードはスーパーで売ってるぞ」とか言ってるお兄さん。そんなんじゃコロナに勝てませんよ。このブログでは、ちょっぴり科学的根拠も交えながら、スーパーフードの美味しい世界を語り尽くしていきたいと思います。
スーパーフードは食物のスーパーマンのことです。すごい食物。何がすごいかというと、栄養がすごい。栄養≠カロリーですからね。それならサプリメントがあるって?サプリメントは美味しくないでしょ。美味しくて栄養がある。でも、美味しいけど普通の食品とちょっと違うところは、特定の栄養成分を特に多く含んでいるってところ。特定の栄養成分だけを取り出して濃縮したらサプリメントになっちゃう。美味しさもあって、サプリメント的にも食べられる。それがスーパーフード。
スーパーフードを定義したのは米国のデイビッド・ウオルフという人。彼は健康に良い食品をローフード、スーパーフード、スーパーハーブという3つに分類した。ローフードは天然の酵母が壊れない摂氏48度以下で調理した食品。酵母が生きてますってやつ。スーパーハーブは東洋でいうと薬草の類。デイビッドは彼の主著「SUPER FOODS」の中で、チアシード(ヘンプシード)、スピルリナ、ココナッツなど、17種類のスーパーフードを取り上げている。今、欧米ではビーガン人口が急速に膨張している。すでに10人に1人以上がビーガンだと言われている。町中にビーガン・レストランがいっぱいある。日本にはまだ少ないけど、東京・大阪にはいくつかある。ビーガンはベジタリアンとは違う完全菜食主義のこと。牛乳や卵も動物由来だとして食べない。プロテインは主として大豆ミートからとる。大豆ミートだけの筋肉むきむきマンもいる。大豆ミートのハンバーグとか、卵を使わない卵焼きとか食べたことありますか?なかなか美味なものですよ。ビーガンはスーパーフードとはちょっと違うけど、ルーツは同じような考え方から出てきている。なので、神戸牛のようなのは、いくら美味しくても残念ながらスーパーフードではありません。
では、スーパーフードと新型コロナにはどんな関係があるのか?新型コロナにかかって重症化しやすい人は他にも疾患のある人と言われています。中でも、糖尿病や、心疾患などの生活習慣病を抱えている人はリスクが高い。スーパーフードには、生活習慣病を予防・治療する成分が含まれているんです。さらに、自然免疫の強い人は、少々のウイルスを浴びても発症せず撃退してしまう。自然免疫というのは抗体とかができる前に発動して異物を撃退する仕組み。これを強化して感染症に強い体質を作る成分も含まれている。なので、日常的な食事の中に、うまくスーパーフードを組み込んだ食生活を心がけていると、感染症にも強い体質ができるってことなんです。
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