『战火狼烟』⑭~ダンルン出演なしの第26話ラスト~第32話・克也帰国前まで | 山楂(さんざし)の華流な日々

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前回記事はこちら↓(第26話)

今回は、克也が日本に帰り、また中国に戻ってくるまでの第26話ラスト~第32話の途中まで(ダンルン出演シーンなし。回想シーン若干。)のあらすじです。
 
港で逮捕された中秋は、アヘン密売、同僚殺害の罪で即死刑に。
谷雨と南燕は執行直前に会わせてもらい、谷雨とはおでこをくっつけ合う兄弟のポーズでお別れ。その後、南燕の希望で二人だけで話した後、銃殺刑に向かうが、南燕が駆け寄り、谷雨もいるのに思い切り口づけをする。
その後、頭に黒い布を被せられて連れていかれた中秋は外で銃殺刑に。南燕は持っていたハサミで後を追おうとするが谷雨に止められる。←不死身の中秋もこれまでか?でも布被ってるし・・・???『白鹿原』の兆鵬が頭をよぎる。
 
二人の仲を初めて知った谷雨は荒れ、自分が実家に連れ帰った時に出会った二人が恋に落ちたものと思い込むが、後日、南燕から真相を聞いて、中秋の谷雨に対する兄としての想いがあまりに強く、言い出せなかったことも知る。しかし、谷雨と南燕は別れ、南燕は辽城を去る。
 
段鉄の家で傷だらけの体でシャワーを浴びている人物・・・体がムキムキだけど、なんとこれはすり替えの術で死刑執行を免れた中秋。←やっぱり!
段鉄に山上に連れていかれて一緒に働くか死ぬかの選択を迫られ、断ると、車中に手錠でつながれて一酸化炭素中毒で殺されそうになる。←せっかく助けたのに結局すぐ殺すのか。今度こそ、どうなる?!中秋。
が、そこへ日本軍の空襲・・・中秋は爆破の衝撃で車から這い出し、またも九死に一生を得て、瀕死の状態で街まで降りてきて倒れる。街は完全に空襲状態で建物も人も大きな被害を受けている。そんな中、倒れている中秋に近づく、スーツを着た人影は・・・死んだはずの梁。梁は中秋を車に乗せて辽城を出る。←梁もやっぱり生きてた。どうしたらこんな絶妙なタイミングで現れられるのか。そして、どうしたって中秋は不死身のヒーロー。
 
大空襲で馬父の妻は負傷(→銃弾が体内に残って臥せりがちになり、馬母には過去を詫びて和解するも余命2ヶ月に。)。
空襲のどさくさで荷物をまとめて逃げようとする麦局長は、段鉄に7年間のわいろを返せと言われるが、これまでおもねってきた日本の侵略が成功すれば、ゆくゆくは市長になる身と話し、局長・市長の座を狙う段鉄に射殺される。
 

辽城を離れた梁は共産党のメンバーとして辽城での活動の中で殺害された罗鹏の後を引き継いで活動してきたことを話し、ついに中秋もメンバーとなる。さらに、南燕もメンバーに加わっていることを知るが、当面は自分の身分を知らせず、陰から活動をサポートすることに。

 
1年後、1932年になり、偽満州国(日本では「満州国」と呼ばれてるけど、中国では認めてないので「偽」とつけるようです。)が成立。日本軍が操る辽城警察局長には段鉄が就任、中秋も再び段鉄と仲間になっ(たふりをしてスパイとし)て探長に就任(以前、罗鹏、梁がついていたポジション)。警察署には偽満州国の皇帝・溥儀(清のラストエンペラーでもある)の肖像がどーーーん。
局長の座は高橋から段鉄へのプレゼント、次には市長の座、という話になっている。
馬母や谷雨は、日本人の手先となった中秋を快く思わないが、中秋の目的には、共産党の任務のほかに除夕の情報を得る(できれば奪い返す)ことも含まれている。そのおかげで段鉄からもらった日本での除夕の写真を馬母にも見せてやることができ、母は中秋を見直す(第28話)。

段鉄から、日本にいる除夕の写真を見せられる。

 

日本軍人となって銃を持った除夕。
 

除夕の写真が母の手に。事前に、中秋が写真を切るシーンあり。←日本軍人になった除夕を受け入れられないのか?と思ったけど、母に見せるために銃を持つ手を切り取ってたのね。

 
辽城でレコード店を開いている小柔も共産党の新メンバーとして、南燕と魔術師の男性が中心に活動中の任務(日本軍のために共産党員を大量に粛清した人物・王の殺害)に参加。実行犯は南燕で、酔った亀田から奪った無声銃を使って殺害に成功。しかし、いろいろなほころびから、銃を奪ったのが南燕であることなどが警察(=高橋に捜査を依頼された段鉄)に知れていく。中秋は小柔や南燕を暗にフォローしながら捜査しており、段鉄にもなんとなく怪しまれている。
段鉄は南燕を警察に呼び、亀田と面通しさせること、その場に中秋を立ち会わせることを計画し、中秋を亀田の迎えに行かせる。ところが、亀田は警察に到着するや嘔吐して意識を失い、病院に運ばれ、そのまま死亡。これは中秋による手の込んだ毒殺で、診断書も金法医が作成。大量のエビとビタミンCを摂取したことで体の中でヒ素が発生した中毒死と診断する。←偽満州国成立後の亀田(少佐に昇進)の横暴ぶりがなかなかひどいのだけど、これは日本軍・日本人のイメージとしてありうる💦侵略者の小人物とはこういうもの・・・
 
亀田を連れてきた中秋は一番疑われる立場にあるが、亀田に飲ませた水筒に残った水を飲みほしたり(金法医が用意した仕掛け水筒)、車から中毒発生までの時間を測る砂時計が見つかってもとぼけたりして、すり抜ける。
南燕と魔術師は、亀田の都合の良い死に、共産党メンバーが陰で助けてくれていることを感じる。そのメンバーは「秋蝉」という呼び名の謎の上司かもしれない。
段鉄に隠し事を疑われた中秋は、ここぞとばかりに王殺害現場近くに落ちていた小柔の名刺を出し、小柔の関与を隠していたフリをして段鉄を動揺させる。段鉄は小柔の店に行き、王殺害に関与していることを確かめようとしたり、両親のいない中、幼い妹に不自由な思いをさせまいと肉体労働をして苦労して共に生きてきた過去の昔話をする。小柔は、育ててくれた恩には感謝しつつも、段鉄がしてきたことは自分の望むものではない、もう一緒には帰れない、と言い、段鉄もあきらめて店を出る。
 
高橋は、王・亀田殺害事件の捜査について、利害関係の強い大川組から補助者として克也をつける、と段鉄に電話する。
克也は辽城に向かう船に乗っている(第32話後半につづく)。
ついに、克也が辽城に戻って来て、第三パートの始まりです。
この先はまた、出演シーンを中心に紹介しますので、お楽しみに♪
 
※今回のあらすじは、この間のお話をまとめて書いているので、シーンとして出てくる順と異なっていたり、書いてないエピソードもあります。気になることがあればコメント欄にどうぞ。