あの頃も、某テレビ局の戦争に関する、ドキュメンタリーを観ていた。夏になると、必ず、放送されていた番組。私の夏の日課だった。番組が始まってから、突然、ニュース速報が〜それが、御巣鷹山の日航機墜落事故だった。画面はニュースにかわり、今度はニュースを観ていた。次々と犠牲になられた方々の名前を観ていた。最初は一般人の方の名前が多くて、みなさん、旅行からの帰り。ディズニーランドの帰りの方もいた。これから、ひとりで甲子園に行く予定の少年もいたし、アイドルとして活躍していた娘に会うために、大阪から来ていたお母さんは、家に帰るために乗っていた。いちばん、びっくりしたのは、会社の上司のお葬式のために、東京に行っていた方々が、帰りに事故に遭うなんて、信じられない。事故から4日後に、歌手の坂本九さんも犠牲者だとわかった瞬間はびっくりした。生存者は4人。何が原因かわからないまま、時間がたって、何年か前に、YouTubeで観たら、どこまでが本当かはわからないけど、ある実験かははっきりしないけど、実験をみられたと感じた人たちが墜落させたとか、墜落した時は、多くの人たちが生きていたのに、バーナーみたいなもので焼き殺した〜とか。真実はわからないけど、こんな事故はおきないでほしい。おこさないでほしいと思った。高所恐怖症もあるけど、飛行機事故が怖くて、飛行機には乗りたくないと思ってしまうようになった。