まだ、空き地だった、土地に10万人のコンサートが開催された。まだ、ALFEEファンの友だちがいない頃だったけど、当時のイベンターがバスツアーを計画してくれたおかげで、参加することができた。最初は、私はひとりだと思っていたけど、実際には、当時、勤務していた会社の後輩が、高校の時の友だちといっしょに参加していた。ホテルも同じで、コンサートでの席も近かったので、気がつけば、後輩の友だちのひとりと話があって、ホテルから富山に帰る時に、お茶をして、連絡先を交換した。まだ、パソコンもスマホもないから、住所と家の電話番号を教えあった。そのあとは、住むところも違ったので、いっしょにコンサートに行くことはなかったけど、たまたま、オールナイトの夏イベも、偶然にも、近い席だった。彼女は行動力があって、あちこち行っていたけど、私は地元だけと言うことが多かった。そんな私をあちこちと誘ってくれたことで、ひとり暮らしも楽しくできるようになった。いちばん、びっくりしたのは、突然、「大宮のコンサートに行きませんか?」当時は夜行列車に乗っていたので、大丈夫と思ってOKしたけど、翌日だったかなぁ〜「すいません。大宮はとれなかったけど、静岡はとれました。」と言われて、OKしたけど、この静岡の旅は大変だった。まず、静岡に行く方法はわからないし、次の日はどうするとかもわからないまま、夜行列車で上野に行って、それから、東京に行って、新幹線に乗り換えて、静岡へ移動した。静岡へ行く途中で、まだ、建設中の横アリが見えて、彼女が「次はあそこに行きましょう!」と言っていた。それが、本当に、1991年の3月にイベントがあることになって、本当に横アリに行くことになってびっくりした。でも、いちばん、驚いたのは、静岡の次の日は新幹線に乗って、東京へ行って、さらに池袋に行って、西武鉄道に行って、なんと、荒川村に着いていた。今、思うと、すごい旅だったと思っている。また、いつか、彼女とコンサートに行けたらいいなぁ~と思っている。今、彼女は病気の後遺症と闘いながら、毎日、リハビリを頑張っている。また、いつか、いっしょにコンサートに行きたいと思っている。