このドラマも、ラストはハッピーエンドにはならないけど、お互いに、頑張って行こう!と言う感じで、数年後に続編をお願いします。と思った。flumpoolの山村隆太さんが出演と知って、ドラマとか映画よりもコンサートをして〜と、過去に何回か、コンサートに参加した者としては、そんなことを考えてしまったけど、今回は、ご本人の役だったらしくて、安心した。flumpoolのコンサートでアルバイトしていた、いまいち、売れていないバンド役の神尾楓珠くんが主役だった。そして、その彼の姿を気にしながら、見守っている役が山村さんだった。セリフも少なく、表情の変化も少ないけど、何かを伝えているような気もした。バンド解散後も、公園などでライブをしている、隆司と普通に見えるけど、いまいち、満足していない、夕莉。二人が偶然に出会うことで、恋愛とは違う関係が始まるけど、それぞれがそれなりに、人生と向き合って、いろんな人との出会いや別れのなかで、新しい生き方を見つける。隆司は再び、ミュージシャンの道を歩み始める。夕莉は社内で、人事異動があり、彼女はワンランク上の仕事に就くことになる。環境が違っていても、二人はいつもと同じように、あの公園でビールを呑む。その姿をベランダから、水割り?を呑みながら、見つめている、山村さん。隆司のファンの小学生も勉強しながら、隆司の歌を聴いていた。ほんわかとして、それでいて、ドキドキするドラマだった。時々、東京とか大阪へ行くと、必ず、歌っている人やマジックしている人が、違和感なく、普通にいてびっくりすることもある。その人の魅力が表現されていれば、必ず、観客の胸に響いて、心に残ると思う。なぜか、心に残るドラマでした。