ホッとした控訴判決。 | ただの日記

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この裁判。
控訴審判決が出て。
ホッ。DASH!DASH!DASH!







判決前も、注目の裁判とNHKニュースで。
すでに、同じ事が起こるのが怖くて、おやつをゼリーやババロアのみに切り替えてしまった都内特養も取材・報道されていました。

本当に、地裁の有罪判決からは。
そうせざるを得ない。
利用者様の食べる楽しみよりも、リスクマネジメントを優先せざるを得なくなりますよね、それでは、、、ダウンダウンダウン

逆転無罪にホッとしましたDASH!DASH!

詰め込むような食べ方の行動の伝達不足との事で。
はっきり言って、利用者様を理解できてない状態で提供作業に入っていたナ◯スさん。
人手不足のこの業界によくある事ですが。
ただ。
普段、どんなに観察して、適切な提供に努めても。
高齢な、要介護3〜5の方達の誤嚥リスクは下がらないと、現場にいて思います。
むしろ、今まで普通に召し上がっていた方が、突然、誤嚥しかける様子を。
何年か要介護者に携わるスタッフなら経験していない人はいないと思う。
だから、正月に餅を詰まらせる事例は避けられない訳で。

でも、人生の終末期を過ごされている方の楽しみは大切で。
安全のために、規制ばかりになる現代にスタッフはジレンマを感じています。
今のコロナで自由にご家族に会えない状況然り。
本末転倒、、、矛盾、、、ばかりな現場です。

この事故。
ネットを見ると、もめてなかったとかも一部書いてあるけれど。
警察の耳に入り刑事事件として扱われると言う事が。
通報・告発があったわけで。
ご遺族との説明不足やコミュニケーション不足が否めず。
窒息からすぐ亡くなった訳でもなく。
吸引はしただろうけど、搬送され数日間は病院にいたわけだし。
そして、特養は病院ではない。
そこを求められても困る。
どう考えても、刑事事件になり、7年も争われるのはおかしくて、正気の沙汰ではない。
もしも自宅にいても、疎遠になっている親類とかの持って来たドーナツを口にする事だってあるよね?
施設だけ、罪になるの?
プロと言われるけど、、、。
人件費も人員も、求められる事に見合ってないギリギリな中働いてるしね。
この事件をこの方向に持って行った警察も検察も、、、。
現場を知らない、理屈だけで生きてる人ですよね。
(司法の中では理屈での裁きも必要だと認識してますが。)

そんな中で、私はいつも恐怖を、心に抱えながら仕事しています。
危険だと分かりながら。
楽しみでもあるので、嚥下や食行動的に大丈夫とこの目で判断した人には、、、。
提供してます。
やっぱり、美味しく召し上がって欲しいもの。

例えば、昨日も。
この寒天角切り。
誤嚥しやすい面もあるので、、、
怖いなーと心の隅で思いながら。
職員の目も多めにある場だからと。
作りました。
(寒天は融点が高く体温で溶けにくく、詰まりやすい上に硬めな角切りだからね。)

、、、上告しないで、これで終わってほしいです。
多くの従事者がそう思っています。