巨乳蜘蛛! レジェンズ ブラックウィドー その2 | オーシャンズロデオ

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女性型や海洋系のトランスフォーマー玩具! 歴史大戦ゲッテンカ!
※amebloの仕様変更&自分の管理不足により、コメントを頂いたことに気づきづらくなっております。そのせいで長期間スルーしてしまうことがあり、申し訳なく思っております。改善する予定です。

 ふぅ……
 さて前回の続きです。

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 リデコ元であるアニメイテッドブラックアラクニアに付属していた武器はオミットされず、レジェンズブラックウィドーにもしっかり付属! フックつきのクモ糸です。
 フック部分は頭部や胸部と同じクリアイエロー……ではなくアラクニアと同じクリアレッド。クリアパーツ2色とか豪華ですね。

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 長方形の専用ジョイントを使って両前腕の内側に装着できます。入れにくいのに保持力がいまいちなのはアラクニアと変わらずw

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 糸は手動で引き出せます。糸部分の長さはおよそ6cm強。意外と短め!
 引き出しは手動ですが、黒いボタンを押すことでジャッ!とメジャーのように巻き取れます。

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 フックはツメを開閉することができ、軽いものであればつかんで持ち上げることが可能!
 獲物をつかまえてブラブラさせたり……

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 ユニクロンの口の上でホ~ラ落とすわよ~~と脅したり!
 色々楽しく遊べます。

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 このツメの保持力はかなりのもので、先端の返しを利用せずとも、パテで作ったタイガトロンを落とさずに掴んで離しません。
 どっちかというと武器と腕との接続のほうが先に負けちゃう感じです。そんなにポロポロはしませんけどね。

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 部屋のレールや電気のヒモなどにブラ下がることもできます。クモキャラ感バツグンで超かっこいい! ターゲットの部屋に潜入する女暗殺者って感じ。
 ツメの保持力は折り紙つきですが、こうやって遊ぶ際には不意に落ちてもいいように座布団かなんか敷いとくほうがいいと思います。

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 悪い女ってなんでこうムチとか縄とか似合うんでしょうね。
 5mmなどの汎用ジョイントが無いので、装着できる武器はこれひとつに限られますが、それをカバーする魅力がありますね。エロスですね。

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 5mm武器は付けられませんが、フックで武器を掴めば擬似的に装備は可能ですw 逃げるイダ捕まえたみたいに見えるけどw

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 ブラックアラクニアから武器を借りて両手装備だ~っ!
 コカコーラ君が笑顔なせいで獲物をつかまえたというより「わ~い!」って感じ。
 アラクニアの武器のほうが糸が長く見えますが、遊びすぎて結び目がほどけかけてるだけですw

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 腕に装備させないときは首基部の後ろにマウントしておくことが可能。
 上向き、下向き、どちらもいけます。
 それにしても真横からのアングルも眼福ですね。

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 上向きにつければそのまま伸ばしてブラ下がることも!

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 ビーストモード用の場所ですが、尻のガワ内部にマウントも可能。なんかかわいくていいですねw

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 この場所に収納しておくと、このブラックウィドーの持つ『尻ガワの色に溶け込んでふともも内側のラインが見えにくい』という問題が解消されたりもします。ケツになんか挟んでる感出ちゃうんで良し悪しですがw

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 もちろんこのままギミックも使えます。
 こうして尻を出しておき、つられてフラフラと寄ってきた輩に……

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 バシュッとフォーム!!(※発射機能はありません)

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 あとは巣まで引きずって持ち帰るだけ!
 トランスフォーマーで遊ぶのって本当に楽しいですね。

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 無印ビーストウォーズ当時のブラックウィドー(未紹介)と比較。
 当時版は、形状はタランスのリカラーなのでしょうがないんですけどなんでこんな色になったんだろうw テレもちゃ版があればよかったんですが未所持です。
 顔もスタイルも色もすべてにおいてレジェンズ版のほうが劇中に近く、女性型TFとしてもレジェンズ版のほうが好きですが、当時版もこれはこれでクモの膨らんだ身体を爆乳に見立てていたりよく見ると股間節が女っぽかったりフェイスチェンジギミックで笑えたりするので、当時版は当時版で好きですw

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 リデコ元のアニメイテッドブラックアラクニアと比較。
 頭部が丸ごとリデコされやや小顔になった影響か、LGブラックウィドーのほうが頭身が高い感じに。
 頭部リデコによる変化もすごいですが、前腕のツメを前に向けて無印ブラックウィドーっぽくしてしまう省エネ感も感心します。こういうの大好き。

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 そしてもうひとつの重要なリデコ部分である胸部。正確には胸部というよりクモの牙パーツ。
 牙を下向きに整えて腰のくびれの輪郭を表現したブラックアラクニアと、丸ごと上に被せて巨乳にしてしまったブラックウィドー。アラクニアは「すげえ!!」でしたがウィドーは「すげえwwwwww」という感じで、どちらも珠玉の出来ですね。
 試してはいませんが、ボールジョイントの形状は同じ?っぽいのでお互いにパーツを交換したりもできるかもしれません。おゆまる君買ってこなきゃ……

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 大きさ比較。身長およそ14~15cmほどで、レジェンズシリーズの他の女性TFたちに比べると頭一つ分大きいです。
 ただアラクニアより小顔になったおかげで、一緒に置いておいても「スケール違う」ではなく「身長高い」みたいに見えるのが嬉しいところ。

 さて変形タイム。
 ブラックウィドーはクモに変形もとい変身します。
 ブラックウィドー、トランスフォーム!


 身体を限界までのけぞらせ、四肢をクモ脚に、背中のクモ脚を前に出し、牙を出してオシマイ!
 パーツの定位置というものが無く、カチッとロックされる部分があまり無いので、好みの分かれる変形。変形ステップに関してもスライドやジョイントなどの動作がほとんど無く、ロール軸やボールジョイントをグリグリ動かしていく感じなので、トランスフォーマー玩具というよりは可変式アクションフィギュアをいじっているような感覚です。

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 ブラックウィドー、ビーストモード! 愛嬌のあるクモになりました。
 ブラックウィドーの変形モチーフは確か海外だと名前の通りクロゴケグモ、日本国内だとジョロウグモということになっていたと思いますが、このビーストモードは折衷案といった感じ。脚のストライプ模様はジョロウグモの特徴で、黒い腹に赤いワンポイントはクロゴケグモの特徴です。
 アニメ劇中のビーストモードはちょっと覚えてないので似てるかどうかわかりません。

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 後ろから。腹部(というか尻というか)の裏側にロボット頭部が隠れてますが、後ろからだとチラ見えしてますねw

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 横から。わりとポップな色合いなのでかわいらしいですが、床に映ったシルエットを見るとかなりクモクモしくて怖い!
 胸部には空洞があります。ブラックアラクニアはここがカチッと収まって空洞も無くなるんですが、このブラックウィドーはこういう仕様なのか俺の変形が間違っているのかわかりませんが今のところどうやってもここが収まりません。写真取って初めて気づいたくらいなんで大して気にしてないですけどねw

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 ロボットモードの手が出しっぱなしなのはアラクニアと変わらず。ここが適当にでも折りたためたら、手首可動追加という意味でも最高でしたね。しかしながらこの色気ある指の造形をビーストモードでも楽しめると考えればこれもまた最高ですね。もうそのくらいのテンションまできてます。


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 上から。クモにしては脚が短めなので、実際のクモを見たときのゾワゾワ感はあまりありません。

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 顔アップ! クリアパーツに黒で塗装されているようで、たくさんある目はすべてクリア仕様です。
 

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 一番前の目がメインというか、ホワールのような単眼ロボに見えますw 何か言いたげな、でも何も考えてなさそうな顔。かわいいですね。

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 牙アップ。
 くびれパーツを巨乳パーツにリデコした結果、ビーストでのクモの牙はなんとも奇妙な形にw


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 おっぱい再現のために牙のリアルさを犠牲にするとは……その決断力、天晴なり!とか勝手に上から思っていたんですが、調べてみたらワスレナグモやジョウゴグモ等、一部のクモはこのような形の膨らんだ基部の牙を持っているみたいです。さすがにここまで受け皿状ではありませんが、こんな牙のクモいねえよwなんて思っていた自分が勉強不足でした。

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 そもそもクモの牙(鋏角)は、どの種類でも根本に基部があり、そこから牙が生えている構造になっているとのこと。
 基部には毒腺が内包されており、牙を突き刺したあとに基部を圧搾することで毒を注入するという、いわば注射器のような構造になっているわけですね。

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 この基部はロボットモードだと巨乳パーツだったので、これはつまり『乳を搾って毒液を注入する』ということに他なりません。
 ダイアナンAの換装武器でおっぱいから消化液を射出するやつがありましたが、あれと同じということですね。
 私は今夢の国にいるんでしょうか?

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 なおあくまで参考なのですが、南米に生息するクロドクシボグモというクモの毒には痛みや麻痺などの症状を引き起こすほか、人間の男性が咬まれると数時間のあいだエレクチオンというか海綿体の充血的なアレが止まらなくなるという作用があるそうです。
 ブラックウィドーはクロゴケグモorジョロウグモらしいので関係のない話ではありますが、想像力を働かせてブンドドする際の参考になりそうなお話ですね。

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 可動について!
 第三、第四歩脚(って言い方で合ってる?)はロボットモードの腕と脚なのでガンガン動かせます。歩行ポーズはバッチリ。

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 第一、第二歩脚は独特な可動。一緒に繋がった基部でのロールとそれぞれのスイングといいますか、動くようで動かないようで結構動く感じです。第一歩脚には関節部分の開閉もあり。

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 牙(鋏角)はボールジョイントで表情がつけられます。

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 左右から閉じると牙の先端が触れ合って、なんだか指つっついてる手みたいに見えて超かわいいw

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 トンボを捕らえて捕獲!
 クモは捕らえた獲物をバリバリ食べるのではなく、消化液を注入して中身をすするという食事方法をとります。俺アームズマイクロンのことうらやましいって思ったの初めてかもしれません。

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 牙を上に振り上げると実際のクモがやる臨戦態勢っぽくなります。が、どう見ても顔にブラジャー被ってるように見えますねww
 しかしこれは効率的な部分もあって……

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 西部劇「あ~~おっぱい揉みてえ~~」
 カメラマン「俺のハラ揉んでいいぞ」
 西部劇「もう揉み飽きたよ~」

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 西部劇「うわっデッケークモ!」
 カメラマン「おおっ! 我々取材班はついにその姿をとらえた!」

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 カメラマン「我々を見つけた巨大クモはおもむろに牙を持ち上げ……!」

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 カメラマン「まるで胸のような形状へと変化させた! そう、これはチョウチンアンコウの提灯やワニガメの舌と同じで、獲物を誘い込むためのルアーの役目をする器官なのだ!」

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 西部劇「ああ~~おっぱい揉みてえ~~~」
 カメラマン「バカ! 俺の解説聞いてなかったのか! 吸い込まれてゆく人間!」

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 西部劇「ウギャ――――!!」
 カメラマン「西部劇ーっ! 獲物の悲鳴が響き渡る!」

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 カメラマン「彼の身体に毒が回ってゆく! この巨大クモはクロドクシボグモのような毒性を持っているようだ! 症状は激しい痛み、麻痺、血圧上昇、そして……」


 ※イメージ映像です

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 西部劇「うおあああ――っ!!」


 ※イメージ映像です

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 カメラマン「こうして彼は巨大クモの被害者となってしまった……いいやつだったのに……」

 ……と、こういう風な牙の使い方をするのかもしれませんね。(これ大丈夫ですか?)

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 ビーストモードでも武器は腹(尻)の下に収納可能!
 まさに実際のクモと同じようにケツから糸を出すことが可能になるので楽しいですね。糸を出せるブラックウィドーというとメタルスブラックウィドーもそうでしたが、あれは位置的に入れ歯ビューンでしたからねw

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 もちろんどこかにブラ下げて、クモの空中移動を再現して遊ぶことも可能!
 クリアパーツの牙が下を向くので落下による破損にはロボットモード以上に注意。

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 リデコ元のブラックアラクニアと比較。アラクニアは生ビーストではなく機械と生物の融合体なのでメカニカルなデザインとなっているため、これは結構無茶リデコだと思っていたんですが、カラーリングや新規頭部(胸部)のおかげでブラックウィドーは結構生ビーストっぽくなってますねw
 しかし本当にアラクニアの牙を毒腺肥大させてロボットモードの巨乳に変えてしまうという発想はノーベル賞モノですね。天才かよと思います。

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 BW当時の玩具とも比較。
 シルエットが洗練されているのはレジェンズ版ですが、当時版の脚のキモさなどはやはり生ビーストの大先輩といったところ。どちらも甲乙つけがたい出来!

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 レジェンズブラックウィドーのレビューでした。

 もともと出来のよかったブラックアラクニアを元にしているので、女性型TFとしての完成度は折り紙つき。ダイナマイトバディなスタイルの良さがたまらんですね。新規造形の頭部も文句のつけようが無い作り。唇周りの艶かしさはシャレになりません。巨乳に関しても言わずもがな。くびれパーツの芸術性は無くなりましたが巨乳は巨乳でまたひとつの芸術です。異論ないよね?
 すごいのは可動。手足はそこまで動くわけじゃないんですが、首元と胴体の特殊な可動のおかげで、他のトランスフォーマーではできないような柔軟なポージングが楽しめます。ポーズつけて遊びたい人には間違いなくオススメ。手首が固定なので手先の表情が変えにくく、いじってるとそこが気になったりするんですが、なまじ胴体が動くから気になってしまうだけで、そこまで要求するのは贅沢かも。
 ブラというか胸の可動も楽しく、FEアーシーほどではないですが何かを挟み込んで保持することもなんとか可能。遊びの幅が広がります。
 ワイヤー引き出しとフックでの保持、ボタン巻き取りギミックの楽しさもいい感じ。女性型最高でゴザルという見方を抜きにしても、ひとつのクモ玩具としてじゅうぶんに楽しめます。
 変形の感触はかなり特殊。ほとんどのパーツに定位置が無く、パーツをカチャカチャというより関節をグリグリ動かして変形させる感じなので、ほんとTF玩具というよりアクションフィギュアをいじってる感覚に近いです。カッチリ感やジョイントの気持ちよさを重視する人には向かないかも。
 欠点として自立の難しさが挙げられますが、しょっちゅうパタパタ倒れてしまうほどのものではなく、派手なポーズをとらせて飾るのは難しいといった程度。ですが平均よりは不安定です。ただ寝そべって上体を起こしたポーズで飾れるので、飾りやすさに関してはプラマイゼロで㌧㌧だと思いますw
 ちょっとなんとかしてほしいなと思ったのは各関節の固さ。脚周りや胴体はいい感じですが、肩と首はかなり固いです。肩にはシリコンスプレー吹きましたがまだ固い! 黄土色の成型部分が金プラみたいな色合い&若干粒子の波みたいなやつが入っているので、壊れやしないかとけっこうヒヤヒヤしますw さすがに今の時代にそんなヤワなプラ使わないと思うんで心配しすぎだとは思いますが、スプレー吹くなり削るなりして丁重に扱ったほうがいいかも。
 あとはビーストモードだけでなくロボットモードにおいても腰のガワの位置や胸の位置など、カチッと「ここ!」と決まる場所がわかりにくいので、そういうのが落ち着かない人もいるかもしれません。
 欠点もありますがそれがどうでもよくなるほどの一品なので個人的にはオススメ。
 ひとつの女性型TFとしてもBW無印のブラックウィドー玩具としても換えの効かない魅力を持っていますが、『アニメイテッド玩具をリデコで別シリーズの雰囲気に変えた玩具』の成功例としても、歴史に残る一体なのではないかと思います。リデコフェチのあなたにも!
 そのうえで見所たっぷりの漫画までついてくるので、もうほんとプレイのバリューがゴイスーですね。怖がらずに愛を素直に感じることで強くなるってほんとだったんですね。やがて手が届く夢のために心のドアを開けといて良かったです。
 では!

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