1/8(月祝)

石鯛五目に行った次の日ですが

お客さんのマイボートに誘われ

クロマグロへ行ってきました

 

ヤンマーの27フィート

遠征するにはちょいと小さいですが

ギャフ、銛、滑車、電気ショッカー、

オーナーの熱意が詰まったボートです

前日、風が強かった為

駐艇する事が出来ず

マリーナが営業開始する8時に出航となりました

 

先ずはエサとなる

サバを釣らねばなりません

港から1時間沖の瀬に到着

フラッシャーサビキでサバを狙います

魚探の反応も良く、

1投目で2匹、

2投目で4匹、

開始10分で2人で12匹のエサ

確保成功!

直ぐに、クロマグロのポイントへ向かいます

 

港から3時間

クロマグロのポイントへ到着し

早速、サバを泳がせます。

仕掛けは完全フカセでオモリは無く

ドテラ流しで糸を出してゆきます

100mほど流したときでした

何かが食いついたような感じで

糸が鈍く出て行きましたが

スピード感ありません

大型のサメでした

 

直ぐにエサ付け替え、流しなおします

今度は50mほどで

勢い良く、リールからライン引きずり出されます♪

しばらく走らせスピードが落ちてきたところで

鬼合わせを4、5回入れました。

 

キハダのように一気に巻けるチャンス無く

5m巻いては5m戻されを繰り返し

2時間近くやり取りしました

 

残り30mで最後の突っ込み

150m走られました

そこで力使い果たしたのか

重量感そのままに、

岩のように重く、抵抗無く上がり

電気ショッカーも残り10mで投入

いよいよ水面に姿を現します

 

ボコッと顔を出したときは

あまりの大きさに絶句してしまい

銛を刺すのを一瞬ひるんでしまうほどでした

 

幸い急所に一発で銛はきまり

取り込みの危険は無くなりましたが

 

ここからが大変

木の葉のように揺れる船から

水面のマグロのエラにロープを通すのも大変

さらに、200キロほどの魚体を船上に引き上げるのも大変

滑車が無ければ3人では持ち上がりません

最後に航行しながら腸(ワタ)、エラを取り除く作業は

一番体力使い、全身血まみれで、袖口は血でグショグショになりました

最後に腹に氷を詰め

断熱シートを被せ一連の作業終了

釣りよりも、釣った後の処理が

一番大変なこと思い知らされました

 

出船が遅かったので

2匹目を狙う時間は無く、今日はこれにて終了

3時間掛けマリーナに戻ってきました。

 

検量の結果

ワタヌキ 182kg

もちろん人生で最大魚となりました

 

※1/24から遊魚でのクロマグロは漁獲枠いっぱいとなったため現在禁漁となっています

このクロマグロは禁漁前に釣り上げたもので同日に水産庁へ報告済みです。